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ドラマ日記

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日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
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2023年11月の記事一覧

新ドラマ『春になったら』&『ハコビヤ』&『院内警察』

奈緒さんと木梨憲武さんがW主演する『春になったら』が、来年1月15日スタート。脚本は『HERO』、『海猿』、『ガリレオ』、大河ドラマ『龍馬伝』、朝ドラ『まんぷく』の福田靖さんオリジナル。ちなみに、木梨さんの妻・安田成美さんが主演した朝ドラのタイトルは『春よ、来い』。 “3カ月後に結婚する娘・椎名瞳(奈緒さん)”と“3カ月後にこの世を去る父・椎名雅彦(木梨さん)”が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3カ月間を描いた、笑って泣ける

ドラマ日記『いちばんすきな花』(第7話)

年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。同時にそれは、“恋愛”も“友情”も全部含めた“愛”の物語『いちばんすきな花』の第7話。 春木椿(松下洸平さん)の家で、潮ゆくえ(多部未華子さん)、深雪夜々(今田美桜さん)、佐藤紅葉(神尾楓珠さん)が鍋をしていると、椿が突然「引っ越すことにしました」と切り出す。椿は、前にこの家に住んでいた人が買い戻したいと言っていると、不動産屋から聞かされた事を明かす。 今回は夜々

ドラマ日記『パリピ孔明』(第9話)& 『コタツがない家』(第6話)

中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理さん)が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌さん)を軍師の如く成功に導いていく音楽青春コメディ『パリピ孔明』の第9話。 前園ケイジ(関口メンディーさん)がBBラウンジを訪ねてきた。孔明は、月見英子が大手レーベルに強引に移籍させられそうになったのはケイジの仕業かと問いただす。あっさり認めたケイジは「これで終わりじゃないから覚悟しといて」と言い残して去っていく。 まだ売れる前にBBラウンジに売り込

デュエット歌いますか?

同性による二重唱を「デュオ」、男女による二重唱を「デュエット」といいます。昭和世代ならば、カラオケにおける同僚同士や上司部下の男女、スナックならば男性客と女性スタッフとの「デュエット」が定番でした。 時代は変わり、同じ職場の人間と飲みに行くことも減りましたし、「デュエット」を半強要するなら、セクハラ&パワハラの烙印を押されるでしょう。現在、どれぐらいの人が「デュエット」経験があるのか、あるアンケート結果です(2023年集計 回答総数140552件)。 「何度もある」…23

大晦日に『日本レコード大賞』が放送されていた時代

今年も12月30日に、TBSで『輝く!日本レコード大賞』が放送されるそうです。1959年に創設された「日本レコード大賞」表彰式の様子を、大晦日の『紅白歌合戦』前に生放送されるようになったのが1969年。『レコ大』から『紅白』に急いで移動する人気歌手というのも風物詩でした。 1969年の司会は、元NHKアナウンサーの高橋圭三さん。この年に視聴率は30%を超え。ピーク時の1977年には、司会に久米宏さんも加わり50%越え。『紅白』と共にまさに国民的番組でした。 その後もしばら

ドラマ日記『大奥 season2』(第8話)

吉宗の遺志を継ぎ、若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、江戸無血開城のために奔走した幕末・大政奉還の物語までを描く『大奥 season2』の第8話。 通商条約の調印を進めていた堀田(高木渉さん)の失態に加え、腹心の正弘(瀧内公美さん)の死が重なった家定(愛希れいかさん)が、ついには床に臥せてしまったという知らせを聞き、家定を心配する胤篤(福士蒼汰さん)のもとに、瀧山(古川雄大さん)から思いもよらぬ知らせが舞い込む

ドラマ日記『ONE DAY』(第7話)

逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮和也さん)、報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀さん)、孤高のシェフ・立葵時生(大沢たかおさん)。聖夜、3人の人生が運命的に交錯する謎と愛と奇跡の物語『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』の第7話。 誠司が現れなかったため、彼のスマートフォンに連絡を入れる桔梗。だが、電話に出たのはミズキ(中川大志さん)だった。すると今度は、桔梗の後輩・立葵査子(福本莉子さん)から、逃走中のミズキが、父・時生の店『葵亭』から出てくるのを見たという連絡が入る。 遅々として

ドラマ日記『どうする家康』(第44話)&『セクシー田中さん』(第5話)

今川家の人質としてひっそり生涯を終えると思っていた元康(後の徳川家康=松本潤さん)が、個性派だらけの家臣団の助けを借りながら、乱世に飛び込んでいく、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテイメント『どうする家康』の第44話「徳川幕府誕生」。 家康は大坂城で、関ヶ原の戦勝報告を行う。茶々(北川景子さん)から秀頼と孫娘・千姫の婚姻を約束させられ、不満を隠せない。時は流れ、征夷大将軍となり江戸に幕府を開いた家康。ウィリアム・アダムス(村雨辰剛さん)らと国づくりに励むが、秀忠(森崎ウ

ドラマ日記『きのう何食べた?season2』(第7話)

アラフィフに突入した料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗(西島秀俊さん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(内野聖陽さん)の毎日の食を通して浮かび上がる、2人の日々をリアルに描く物語『きのう何食べた? season2』の第7話。 3月2日。近頃明らかに老眼の仕草をする史朗に、小山志乃(中村ゆりかさん)は100円ショップの老眼鏡を贈る。仕方なく掛けてみると、驚くほど視界が開け、矢吹賢二から誕生日プレゼントの希望を聞かれた史朗は「老眼鏡」と即答。 よしながふみさ

戦時色の深まりと母の死…今週の『ブギウギ』

銭湯「はな湯」の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれる戦後の大スターになっていく花田鈴子→福来スズ子(澤井梨丘さん→趣里さん)が、暗い戦争の時代や、燃えるような恋と別れなどを乗り越え、人々に勇気と希望を与えていく朝ドラ『ブギウギ』第8週「ワテのお母ちゃん」。 時代が昭和14年(1939年)となり、戦争の影が梅丸楽劇団にも落ちてきた月曜日。移籍した松永(新納慎也さん)に替り、新たな演出家になった竹田(野田晋市さん)は、国策に沿って地味な舞台にしたい様子。不満そうなスズ子。 同じ

ドラマ日記 『フェルマーの料理』(第5話)

数学者の道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉さん)と、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳さん)が出会い、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく、真剣勝負ガチンコエンターテインメント『フェルマーの料理』の第5話。 蘭菜(小芝風花さん)の母・桜(釈由美子さん)は、3年前に海に店を奪われたことが原因で、体と心が壊れてしまった。衝撃を受ける岳たちに、蘭菜は自分が料理人として海を越えることが、母の店を返してもらう条件だったと話す。 蘭菜を「決定的に欠けているものがある

ドラマ日記『いちばんすきな花』(第6話)

年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が紡ぎ出す、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語。同時にそれは、“恋愛”も“友情”も全部含めた“愛”の物語『いちばんすきな花』の第6話。 春木椿(松下洸平さん)の家で、潮ゆくえ(多部未華子さん)と深雪夜々(今田美桜さん)、佐藤紅葉(神尾楓珠さん)がリビングを掃除していると、キッチンで洗い物を終えた椿が「ゴミ袋の袋、ゴミ袋にしたの誰?」と言い始める。 今回も各シーンの会話劇が味わい深く。ただ、一度見たぐらいでは、セ

新ドラマ『推しを召し上がれ』&『厨房のありす』&『THE TRUTH』

鞘師里保さんが主演する『推しを召し上がれ~広報ガールのまろやかな日々~(推し召し)』が、来年1月10日スタート。共演に明日海りおさんと橋本さとしさん。宮木あや子さんの小説が原作で、脚本は『ばらかもん』の阿相クミコさんと、『マイラブ・マイベイカー』の波多野都さん。 「乳酸菌を愛しなさい、そうしたら必ず乳酸菌は答えてくれる」。歴史あるベストセラー商品誕生の裏側にある様々な人間ドラマ。その歴史を紐解き、今に繋げていく新人“広報ガール”朋太子由寿(鞘師さん)の奮闘劇。 門脇麦さん

ドラマ日記『パリピ孔明』(第8話)& 『コタツがない家』(第5話)

中国三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理さん)が、現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌さん)を軍師の如く成功に導いていく音楽青春コメディ『パリピ孔明』の第8話。 サマーソニア出場にはもう1曲の新曲が必要。ようやく体調が回復し、退院することになった月見英子は、BBラウンジでのアルバイトを休み、新曲作りに専念することになる。 堅気には見えない風貌と圧倒的な存在感、「超孔明じゃん!」でお馴染み、小林オーナー(森山未來さん)の過去が明らかにな