マガジンのカバー画像

ドラマ日記

1,591
日々、視聴している連続ドラマの感想を集めています。
運営しているクリエイター

2021年4月の記事一覧

ドラマ日記『桜の塔』(第3話)&『レンアイ漫画家』(第4話)

権力を渇望する警視庁のキャリア警察官・上條漣(玉木宏さん)が、どんなに汚い仕事も、ためらうことなく遂行していく人間ドラマ『桜の塔』の第3話。千堂(椎名桔平さん)が本気を出してきて、一気にシリアス感。 漣は、警視正に昇進すると同時に警務部へ異動。警察内の不正を取り締まる監察官に任命され、捜査一課が暴力団から押収した拳銃を横流しした主犯を探るよう命じられる。漣は犯人が爽(広末涼子さん)が率いる班の中にいると推察するが、そんな中“警視庁を揺るがす闇深き不正”が発覚! 横流しは高

「社内恋愛」が登場する名作ドラマ

恋愛に関するアンケートは、調査主体や対象などによってマチマチで、信頼性に欠けるものも少なくないのですが、それでも人々の興味を引くということで、たびたび行われ、ネットニュースにも登場します。 例えば、ある調査では「61%が職場恋愛を経験」「職場恋愛をしているのは20代が7割以上」「大変なことはバレないようにすること」とある一方、ある調査では「社会人の65%は社内恋愛を敬遠」「理由は別れたら気まずいから」だそうです。敬遠してるのについつい、というやつでしょうか(笑) 1990

ドラマ日記『大豆田とわ子と三人の元夫』(第3話)&『着飾る恋』(第2話)

建設会社社長で、娘と二人暮らしのバツ3のとわ子(松たか子さん)が、元夫3人が持ち込むトラブルに振り回されながらも奮闘する、ロマンティックコメディ『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』の第3話。2回目の夫・鹿太郎(角田晃広さん)フィーチャー回。 とわ子は、若手建築士の仲島登火(神尾楓珠さん)のデザイン案を、苦渋の決断で不採用に。そのことがきっかけで一部の社員から不満の声があがる。一方、元夫・鹿太郎は、とわ子に未練があるが、自分に好意を寄せてくれている古木美怜(瀧内公美さん)の

ドラマ日記『イチケイのカラス』&『珈琲いかがでしょう』(第4話)ほか

東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)を舞台に、自由奔放な裁判官・入間(竹野内豊さん)とイチケイメンバーの活躍を描く『イチケイのカラス』第4話。映画宣伝のためか永野芽郁さんら豪華ゲストが登場。 家庭裁判所から逆送されてきたある少年事件。被告人は17歳の望月博人(田中偉登さん)。レジャー施設の売上金5000万円を盗んで逃亡。警察に逮捕されそうになった際には、盗んだ現金をばらまいていた。裁判長を坂間(黒木華さん)が務めることになった第1回公判。博人は完全黙秘を貫き…。

ドラマ日記『ドラゴン桜』(初回)&『青天を衝け』(第11話)ほか

かつて三流高校から東大合格者を輩出した元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛さん)が、元教え子の水野(長澤まさみさん)と共に、破綻寸前の高校を再建しようとする『ドラゴン桜』初回。前作とは別物の「日曜劇場」風味でした。 桜木は法律事務所を設立し、学校再建のエキスパートとして順風満帆な弁護士人生を歩んでいた──。そんな中、経営破綻寸前の龍海学園で、教頭・高原浩之(及川光博さん)が、桜木による再建案を提案する。しかし、理事長・龍野久美子(江口のりこさん)は進学校化に反対し、意見が割れ

2021年春ドラマ「視聴率」雑感

2021年4月期の春ドラマがほぼ出尽くしました。視聴率=作品の質ではないですし、誤差もある。さらに、昨今は「個人視聴率」重視にテレビ局は舵を切っていますが、相変わらず「世帯視聴率」がネットニュースを賑わせることも多いですから、雑感風に触れてみたいと思います。 [月曜日] 『イチケイのカラス』第3話12.7%…安定の面白さ。二桁は維持できそう。 [火曜日] 『大豆田とわ子と三人の元夫』第2話6.7%…内容は最高だが、枠の問題か。 『着飾る恋には理由があって』初回9.1

ドラマ日記『コントが始まる』(第2話)『最高のオバハン』(第3話)ほか

売れないお笑いトリオ・マクベスと、彼らのファンになるファミレス店員・里穂子(有村架純さん)らが織りなす青春群像劇『コントが始まる』の第2話。中村倫也さん&芳根京子さんが初登場。 「春斗(菅田将暉さん)に一つだけ秘密にしていることがある」…潤平(仲野太賀さん)は高校時代を思い出していた。一方、母校の屋上に佇む瞬太(神木隆之介)も同じく高校時代を思い返す…「人生で一度だけ本当に死んでもいいと思ったことがある」。10年の時を超える秘密。 冒頭から、マクベスのマネージャー・楠木役

ドラマ日記『今ここにある危機とぼくの好感度について』(初回)

名門国立大学の広報担当・真(松坂桃李さん)が、次々に巻き起こる不祥事に振り回されるブラックコメディ『今ここにある危機とぼくの好感度について』の初回。現実の大学が置かれた状況を、痛烈に皮肉ったドラマでした。 イケメンアナウンサーの真は、恩師・三芳(松重豊さん)の誘いで大学の広報マンに転身。着任早々、理事たちに呼び出され、スター教授・岸谷(辰巳琢郎さん)の論文不正を告発した、非正規研究者・みのり(鈴木杏さん)に接触するよう命じられる。彼女は大学時代に付き合った元カノだった。

ドラマ日記『リコカツ』(第2話)『生きるとか死ぬとか父親とか』(第3話)

咲(北川景子さん)と紘一(永山瑛太さん)が、運命的な出会いから交際0日婚するも、早々と離婚のための準備活動を始める『リコカツ』の第2話。紘一の「だが…まだ君の夫だ」が、毎回の決め台詞になりそうです。 パーティー&バーベキューをダブルブッキングしていた紘一と大喧嘩した咲は、久しぶりに行ったレストランで元カレの貴也(高橋光臣さん)と偶然再会し…。一方、咲の母・美土里(三石琴乃さん)が、夫・武史(佐野史郎さん)の浮気を確信。証拠を押さえようと密かに行動を起こす。 古いステレオタ

これからの新ドラマ(解禁前含む)

4月15日、新垣結衣さんが大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に出演することが正式に発表されましたが、1月28日発売の週刊誌「女性セブン」がすでに出演濃厚と伝えていました。最近は情報解禁前の、週刊誌のスクープ記事も確度が上がっています。 というわけで、春ドラマが始まったばかりではありますが、夏以降の新ドラマ情報を、正式発表前の週刊誌報道を併せてまとめてみます。 まずは7月期のTBS火曜22時枠。二階堂ふみさん主演の『プロミス・シンデレラ』になると、「女性自身」がかなり踏み込んで書

ドラマ日記『桜の塔』(第2話)&『レンアイ漫画家』(第3話)

権力を渇望する警視庁捜査共助課の理事官・上條漣(玉木宏さん)が、どんなに汚い仕事も、ためらうことなく遂行していく人間ドラマ『桜の塔』の第2話。幼馴染の刑事・水樹(広末涼子さん)が早くも、漣の裏工作に気がつきました。 同期2人と共に、警視正への昇進候補者に選ばれた漣でしたが、ポストは2つで外様派の漣には不利。それでも、連続通り魔事件の捜査指揮を担当する連は、事件を通じて評価を上げようと裏で画策し…。 前回に引き続き、自らの手で裏工作をする漣。一旦破綻しそうになるも、無事事件

ドラマ日記『大豆田とわ子と三人の元夫』&『着飾る恋には理由があって』

建設会社社長で、娘と二人暮らしのバツ3のとわ子(松たか子さん)が、元夫3人が持ち込むトラブルに振り回されながらも奮闘する、ロマンティックコメディ『大豆田とわ子と三人の元夫(まめ夫)』の第2話。ドラマ内初キスは、まさかの鹿太郎(角田晃広さん)でした。 元夫たちに新たな出会いが訪れる中、唄(豊嶋花さん)の思いつきにより、とわ子は元夫たちを招いて、5人ですき焼きパーティーを開催する事に。その晩。どういうわけか、とわ子はパトカーに乗せられ、警察に連れられていく羽目に…!とわ子に一体

ドラマ日記『イチケイのカラス』&『珈琲いかがでしょう』(第3話)ほか

東京地方裁判所第3支部第1刑事部(イチケイ)を舞台に、自由奔放な裁判官・入間(竹野内豊さん)とイチケイメンバーの活躍を描く『イチケイのカラス』第3話。小日向文世さんが本気を出してきました。 ガラス工房で働く藤代(岡田義徳さん)が、市役所の職員・野上を死なせ、遺体を損壊した罪で起訴された。藤代には前科があり、かつて駒沢(小日向さん)が裁判長として減刑判決を下した人物だった。藤代は罪を認めるが、駒沢は証拠を徹底的に精査しなおすよう指示する。 今回は入間の出番が少な目な、駒沢メ

ドラマ日記『青天を衝け』(10話)『結婚できないにはワケがある。』(初回)

“日本資本主義の父”と呼ばれる、渋沢栄一(吉沢亮さん)の激動の人生を描く、大河ドラマ第60作『青天を衝け』の第10話。新木優子さん(『あのコの、トリコ。』)、波瑠さん(『サバイバル・ウェディング』)に続いて、橋本愛さんにもバックハグな吉沢さんでした。 再び江戸を訪れた栄一(吉沢亮)は、尊王攘夷の風を感じ、草莽の志士に目覚めていく。一方幕府は老中・安藤信正が、孝明天皇(尾上右近)の妹・和宮(深川麻衣)の将軍・家茂(磯村勇斗)への降嫁を進め、朝廷との結びつきを強めようとしていた