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俳優ノート

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気になる俳優さんの出演作についての覚え書きです。
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#ひよっこ

俳優ノート『松尾諭さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2022年後期朝ドラ『舞いあがれ!』&2022年秋ドラマ『拾われた男』に出演する松尾諭(まつお さとる)さん。エフ・エム・ジー所属。 今年、自身のエッセイ「拾われた男」が連ドラ化され、話題を呼んだ松尾さん。ひょんなことから芸能事務所社長に拾われ、下積み時代は女優の井川遥さんの付き人をしていたことも有名。 ドラマ版『電車男』(2005年)に出ていたのは微かに覚えていますが、一気に知名度を上げた作品といえば『S

俳優ノート『金子大地さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『#家族募集します』に出演する金子大地さん。アミューズ所属。 ネクストブレイク俳優として、近年よく名前が挙がる金子さん。一躍注目されたのは、『おっさんずラブ』(2018年)でイマドキな若者役を演じた歌麻呂(マロ)役でした。 その前年、初めてその名前を覚えたのが、高校を舞台にしたドラマ『明日の約束』(2017年)。金子さんは、不可解な死を遂げたバスケ部員(遠藤健慎さん)の先輩でキャプテン役。

俳優ノート『井之脇海さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、映画『Arc アーク』(2021年6月25日公開)に出演する井之脇海さん。少数精鋭のユマニテ所属。 子役時代の映画出演第2作『トウキョウソナタ』(2008年)で、早くもキネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞した井之脇さん。映画・ドラマでキャリアを重ねると共に、自ら監督した短編映画『言葉のいらない愛』がカンヌ国際映画祭に正式出品される(2015年)など、作り手側の視点も併せ持つ。 そんな井之脇さんが成長し、再

俳優ノート『沢村一樹さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『ナイト・ドクター』に出演する沢村一樹さん。 主演ドラマ『DOCTORS〜最強の名医』シリーズ(2011年~)など、人気俳優の沢村さんですが、俳優デビューは意外に遅く、モデルとして活躍した後、29歳で『松田のドラマ』(1996年)に主演したのが始まり。 『続・星の金貨』(1996年)以降、次々と連ドラに起用されるようになった沢村さんですが、初の当たり役と言えば『浅見光彦』シリーズ(1998

俳優ノート『光石研さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2021年春ドラマ『桜の塔』&『コタローは1人暮らし』&『珈琲いかがでしょう』に出演する名バイプレイヤーの光石研さん。 高校在学中、映画『博多っ子純情』(1978年)の主人公・ 六平に抜擢され、俳優デビューした光石さん。ガールフレンドの類子を演じたのが、アイドルとして一世を風靡した松本ちえこさん。福岡市内にまだ路面電車があった時代、ノスタルジーに浸れる名作。 山笠が終わり、普段の学校生活に戻った六平(光石さ

俳優ノート『竜星涼さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は2021年春ドラマ『レンアイ漫画家』&2022年朝ドラ『ちむどんどん』に出演する竜星涼さん。 朝ドラ『ひよっこ』(2017年)の綿引巡査役で、一躍注目を集めた頃の竜星さんは、『獣電戦隊キョウリュウジャー』(2013年)に主演した戦隊ヒーロー出身俳優、あるいはパリコレデビューしたモデル兼務という風に言われていましたが、『桜蘭高校ホスト部』(2011年)の猫澤役を思い出す人も。 その後『小さな巨人』(2017年)

俳優ノート『磯村勇斗さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『恋する母たち』に出演の磯村勇斗さん。 “ニチアサ”を見る習慣がないため、磯村さんが『仮面ライダーゴースト』のアラン役は知らず、多くの人と同様にその存在に気がついたのは、朝ドラ『ひよっこ』(2017年)でした。 ヒロイン・みね子(有村架純さん)が働く「すずふり亭」の見習いコック役で、当初はみね子と島谷(竹内涼真さん)の恋を見守っていたのですが、島谷が『過保護のカホコ』の麦野に変身したため、みね子をかっさ

俳優ノート『竹内涼真さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回はドラマ『君と世界が終わる日に』に主演する竹内涼真さん。 竹内さんを簡単に振り返ると、『仮面ライダードライブ』(2014年)で主演に抜擢。『下町ロケット』(2015年)以降、TBS日曜劇場の常連に。朝ドラ『ひよっこ』&『過保護のカホコ』(2017年)で大ブレイクという流れ。 そんな竹内さんでまず挙げたいのは、ブレイク前のドラマ『時をかける少女』(2016年)。何度も映画・アニメ化されている名作で、黒島結菜さんが