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ラジオ日記

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日々、聴いているラジオ番組の感想を集めています。
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ドラマ日記 『春になったら』(第10話)

3か月後に結婚する娘・瞳(奈緒さん)と、3か月後にこの世を去る父・雅彦(木梨憲武さん)が、「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を実現していく3か月間を描いた、笑って泣けるハートフル・ホームドラマ『春になったら』の第10話。 矢萩亜弥(杏花さん)の陣痛が始まった。杉村節子(小林聡美さん)から初めてお産をメインで任された瞳の緊張が高まるなか、夫の矢萩祐作(金子隼也さん)に付き添われて助産院に到着した亜弥は、すぐさま分娩室へ。 亜弥の初産は難産だっ

ドラマ日記『ONE DAY』(第7話)

逃亡犯・勝呂寺誠司(二宮和也さん)、報道キャスター・倉内桔梗(中谷美紀さん)、孤高のシェフ・立葵時生(大沢たかおさん)。聖夜、3人の人生が運命的に交錯する謎と愛と奇跡の物語『ONE DAY〜聖夜のから騒ぎ〜』の第7話。 誠司が現れなかったため、彼のスマートフォンに連絡を入れる桔梗。だが、電話に出たのはミズキ(中川大志さん)だった。すると今度は、桔梗の後輩・立葵査子(福本莉子さん)から、逃走中のミズキが、父・時生の店『葵亭』から出てくるのを見たという連絡が入る。 遅々として

ドラマ日記『競争の番人』(第9話)

天才で理屈っぽいひねくれ者の小勝負勉(坂口健太郎さん)と、実直で感情のままに行動する元刑事・白熊楓(杏さん)の二人による、公正取引委員会を舞台にした、凸凹バディのエンタメミステリー『競争の番人』の第9話。 小勝負は「談合の件で」と国交省の者と名乗る人物に電話で呼び出された。待ち合わせ場所に行った小勝負は、刃物を持った人物に襲われる。すると、小勝負を身を挺してかばった本庄(寺島しのぶさん)が刺されてしまった。この件で小勝負は勝手に調査をしたとして謹慎処分になってしまう。 意

ドラマ日記『未来への10カウント』(最終回)&『安住紳一郎の日曜天国』

生きる希望を失った、元高校ボクシング4冠の桐沢祥吾(木村拓哉さん)が、高校ボクシング部のコーチに就任したことで、徐々に熱を取り戻す、青春スポーツ・エンターテイメント『未来への10カウント』の最終回。 桐沢に告白したことを、酔っぱらって忘れたふりをする折原。妹の楓(滝沢カレンさん)との会話の中で「教員同士が結婚した場合、どちらかが辞める規則」というのを耳にした息子の圭太は、こっそり高校に出向き、校長(内田有紀さん)らに直談判。さすが『コタローは1人暮らし』の名子役。 最終回

与野に住んでいた頃

『安住紳一郎の日曜天国』の傑作選「ハレの日の孤独」を聴いていたら、安住さんが学生時代に埼玉県与野市(現在のさいたま市)に住んでいて、二十歳の時に与野市の成人式(午前)に出席するも、北海道出身で知り合いがおらず孤独だったと話していました。 ここまでなら地方出身者の都会の孤独というよくある話なんですが、この先がありました。都会に負けたくない、孤独に打勝つんだと考えた安住さん。午後から、呼ばれてもいない浦和市(現在のさいたま市)の成人式に出席。最前列で「君が代」を大きな声で歌いあ

オーバーブッキングと「魔性の館内放送」

オリラジの中田敦彦さんが、自身のYouTubeチャンネルでTBSの安住紳一郎アナの凄さを語っていました。「テレビでも完璧なプレーが出来るんですけど、力の20%も出してない。逆にラジオの『安住紳一郎の日曜天国』という、自分の表現というフィールドでは“暴君”」と。上手いこといいますね。 『日曜天国』は2005年スタートした関東ローカルの2時間トークバラエティ番組。今年の1月には番組Youtubeも開設されたので、radiko有料会員以外の非関東の方も楽しめるようになりました。

東欧と赤福と「薄いつながり」

先週のラジオ『安住紳一郎の日曜天国』を聴いていたら、こういうご時世ということもあって、20年来のウクライナ人の友人がいる女性リスナーからのメールが、冒頭から読まれていました。 不穏な情勢になった先々週に、女性はその友人に久しぶりに連絡。安否を確認した後、彼女が日本語をまだ勉強していることがわかり、週に一度ズームで日本語レッスンをすることになったそうです。 何かいい教材はないかということで、女性が紹介したのが『日曜天国』の公式Youtube。そこで「赤福でズルした話(取り分