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女優ノート

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気になる女優さんの出演作についての覚え書きです。
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#ひよっこ

女優ノート『小島藤子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『来世ではちゃんとします2』に出演する小島藤子さん。ABP inc.所属。 蒼井優さんや松岡茉優さんらも出演していた、『おはスタ』のおはガール出身の小島さん。ドラマ『キミ犯人じゃないよね?』(2008年)で女優デビュー。『小公女セイラ』(2009年)のいじめっ子役で注目されます。 同名児童文学を原作とした現代版ストーリー。主人公・黒田セイラ(志田未来さん)は、何不自由なく暮らしてきたお嬢様

女優ノート「大方斐紗子さん」

今朝の『おかえりモネ』に、朝ドラ常連の大方斐紗子(おおかた ひさこ、82歳)さんが登場。ヒロイン(清原果耶さん)に電話をかけてくる長野県の高齢女性という役で、緊迫した回ではありましたが、不思議に和ませてくれました。 大方さんは、劇団俳優座付属養成所を卒業後、劇団青年座の舞台女優としてスタート。宮崎駿監督も携わった、高畑勲監督の初長編アニメ映画『太陽の王子 ホルスの大冒険』(1968年)では主人公・ホルスの声を担当しました。 朝ドラは、これまで『はね駒』(1986年)『あま

女優ノート『佐久間由衣さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は、2021年夏ドラマ『彼女はキレイだった』&『ひきこもり先生』に出演する佐久間由衣さん。夫は俳優の綾野剛さん。 2013年、雑誌「ViVi」専属モデルからスタートとした佐久間さん。2014年には、映画『人狼ゲーム ビーストサイド』で女優デビュー。2015年には、ガールズラブがテーマの『トランジットガールズ』で早くもドラマ初主演。この時、W主演した伊藤沙莉さんとは、後に朝ドラで再共演することに。 女子×女子の“

女優ノート『伊藤沙莉さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年夏ドラマ『いいね! 光源氏くん し〜ずん2』に出演する伊藤沙莉(さいり)さん。 2003年、ドラマ『14ヶ月〜妻が子供に還っていく〜』でデビュー、天才子役といわれた伊藤さんでしたが、その後『女王の教室』(2005年)から『GTO』(2014年)、『怪盗 山猫』(2016年)あたりまで、いじめっ子キャラのイメージが強く。 同性愛を描いた『トランジットガールズ』(2015年)での連ドラ初主演を経て、朝ド

女優ノート『羽田美智子さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は2021年夏ドラマ『#コールドゲーム』に主演する羽田美智子さん。 ビートたけしさんを映画監督に起用するなど、1980~1990年代に映画プロデューサーとして大活躍だった奥山和由さん。その奥山さんが、映画『RAMPO』(1994年)のヒロイン役に抜擢したのが羽田さん。以降、松竹専属女優として『人でなしの恋』(1995年)など多数の映画に出演。 昭和5年、美術学校に通っていた京子(羽田さん)は、講師である門野(阿

邦画を支えた「伊丹作品」と夏ばっぱ

日本映画の最盛期は1958年。観客動員数は、のべ11億人越え(近年の7倍)で、黒澤明監督の『羅生門』をはじめ、邦画が次々と国際映画祭で受賞を果たしたのも1950年代。 テレビの普及などの影響もあり、日本映画は低迷期を迎え、1985年には洋画のシェアが邦画を抜き、それは実に2006年まで続きました。実際、1980年代のデートムービーとは言えば洋画で、邦画は「ダサい」という風潮すらあり、ファンは悔しい思いをしていたものです。 そんな低迷期を支えたものとして、角川春樹さん時代の

女優ノート『松本穂香さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回は映画『みをつくし料理帖』に主演している松本穂香(まつもと ほのか)さん。 ドラマや映画における「バーター出演」。人気俳優と同じ芸能事務所の若手俳優を抱き合わせ出演させることで、マイナスに語られることもありますが、若手に経験を積ませチャンスを与える点や、事務所の円滑な経営という意味ではプラス面も多いのかなと。 例えば、松本穂香さんが所属する「フラーム」。同事務所の有村架純さんは、先輩の吉瀬美智子さんの『ハガネの

女優ノート『木村佳乃さん』

気になる女優さんの出演作についての覚え書き「女優ノート」。今回はドラマ『恋する母たち』に主演する木村佳乃さん。 トップコートという少数精鋭の芸能事務所は、今では松坂桃李さん・菅田将暉さん・中村倫也さんら人気男性俳優のイメージがありますが、実は木村さんを育てるために、渡辺プロダクション社長の次女が1995年設立しました。 デビュー当時は帰国子女という事もあり、お嬢様女優のイメージでしたが、東山紀之さんとの結婚(2010年)を経て二児の母となり、幅広い役を演じるようになりまし