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映画ノート

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気になる新作や思い出の映画についての覚え書きです。
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2023年3月の記事一覧

映画日記『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

定期的に映画館で映画を観る新習慣の第21弾。今回は、3月3日公開の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(エブエブ)』。米国アカデミー賞では、作品賞を含む最多7部門受賞した話題作。 エヴリン(ミシェル・ヨーさん)は、優柔不断な夫のウェイモンド(キー・ホイ・クァンさん)と反抗期の娘、頑固な父と暮らしながら、破産寸前のコインランドリーを経営している。税金申告の締め切りが迫る中、エヴリンはウェイモンドに並行世界に連れて行かれる。そこでカンフーマスターさながらの能力に

映画日記『湯道』

週一で映画館に足を運ぶ新習慣の第21弾。今回は、2月23日公開の『湯道』。気がつけば、『イチケイのカラス』を見てから1カ月過ぎていました。これでは、月一の習慣(笑)。 熊本生まれの放送作家出身の才人に、小山薫堂さんという人がいます。『カノッサの屈辱』や『料理の鉄人』などを手掛けると共に、「くまモン」誕生にも一役買い、米国アカデミー賞外国映画賞受賞の『おくりびと』では脚本を担当。今回の映画も小山さんが企画・脚本を担っています。 建築家の三浦史朗(生田斗真さん)が、「まるきん