かつては国民病…「結核」を描いた作品
3月24日は世界結核デー。細菌学者ロベルト・コッホが1882年に結核菌の発 見を発表した日にちなみます。結核は 労咳や肺病、死病、国民病とも呼ばれ、1950年以前には日本人の死因のトップで、患者数は年間60万人以上、死亡者数も10万人を超えていました。
現在でも、世界では毎年1千万人近い人々が発病。エイズ・マラリアと並ぶ「世界の3大感染症」の1つ。欧米の先進諸国と比べると、日本の患者数は高い水準で、決して“過去の病気”ではなく。実際、自分も仕事で排菌患者と、それとは知らずに