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第11回 鍋石に来たらここも見て おすすめ散策スポット

こんにちは。阿久根市地域おこし協力隊のチャーリーこと濱田です。
前回で「鍋石」についてご紹介しましたが、その近辺をまわっていたら他にも見どころがたくさんあったので今回は鍋石周辺をご案内いたします🕵️‍♀️

鍋石からおれんじ鉄道の線路を挟んだ反対側に伊勢神社という小さな神社があります。地元の方からは鍋石神社と呼ばれ親しまれているそうです。

現在は鳥居の前は草やぶになっていますが鉄道が敷かれる前は参道があったものと思われ、鍋石の場所からもすぐに行ける距離だったのでしょう。分断されてしまったのが残念。
資料によると創建は不詳だが古い棟札に「慶安二年(1650)巳丑四月大壇那源朝臣光久公並久平公…」とあるそうで江戸時代には建てられていたということですね。その後改築され現在のお社になったそうです。

伊勢神社の鳥居
こじんまりとしたお社

そこから位置的には程近い場所に、市内では唯一の三体並んだたのかんさぁがいます。贅沢!

仲良く並ぶたのかんさぁ

左端の①番様は昔の資料では頭がありましたが今は落ちて無くなっています。
おそらく最古のものの一つだろうと記載があります。
真ん中の②番様は表情や袴が見て取れ保存状態は良好です。いつのものかは不明。
右端の③番様は資料には応永二年(1395年)の文字が見えると書かれています。古い!
ということは①はもっと以前のもの?長い間ここの土地を見守ってくれているんですね。

そしてここからすこーし足を延ばして鍋石になった大鍋のつるが流れ着いたと言われる筒田へ行くと、こちらにもたのかんさぁがいます。

こちらも3つ並んでいるが左は違うらしい…
木陰で田んぼを見守るたのかんさぁ


この辺りは目の前に田園風景が広がっていてとても気持ちが良いです。たのかんさぁも見守り甲斐があることだろうと思います。

いかがでしょうか?鍋石を訪れた際は今回ご紹介したスポットも一緒に散策してみてください👣

今回ご紹介したスポットの詳細地図

次回は【田代銅山跡】をフシギ発見🕵️‍♀️

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