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自分じゃ作れない場所を作る方法【あくび的】ICHI FES2023のまとめ

初めまして!こんにちは。こんばんは!あくびです。
今回は、2023年10月21日に開催された【ICHI FES】の感想noteです。

いろんな視点のイベントレポがあると思いますが
今回はあくまで「開催2ヶ月前に参加した、現場指揮リーダーあくび」の視点でお送りします。

なので、やや運営より
やや個人的な感想になります

その気持ちでご覧ください😀

どんなイベントだったの??

ICHI FESは「人にも環境にも優しいフェス」をコンセプトに、今年で3回目の開催となる音楽フェスです。
今年は「人とつながり、夢に出逢うフェス」をテーマに開催します。

ステージだけでなく、多くの出店や企画がある総合型イベント。
よければ、こちらのまとめ記事をご覧ください

どんな空間だったのか

①お客さんが新しいものに出会える場所だった

ステージで新しいアーティストに出会う
YUME ICHIで知らない世界に出会う
1人で来た人が隣の人と友達になる

そんな空間でした

そして、最後のエンディングでテーマソング「ひとつ」をみんなで歌う

大きすぎず狭すぎずな会場とコンテンツで
会場全体が繋がる、不思議な空間でした

②プロと作る現場

アーティストさん、装飾さん、舞台監督さん、照明さんを始め
多くの「プロの方々」と作り上げた現場でした

前日の準備ではステージが出来上がっていくたびに胸が躍り
当日はステージを見て自分たちだけでは実現できないクオリティに感動しました

③夢を描き続けた人たちが夢を現実にした場所

運営のお話です。
ICHI FESは今年で3年目。
この3年間の中で「来年こそは、ここを成功させたい」と積み上げてきたものが、叶った瞬間でした。

1年目、2年目、これまで関わってきた人が集結し
お客さんと会場、出店者さんがつながり
最後は、ずっと夢だった会場全員でのテーマソングの合唱

そんな、実行委員がずっと目指してきた景色を見た場所でした

そんな場所で、あくびはどう思ったのか

自分の話をさせてください。

私がICHI FESに関わり始めたのは、今年の8月下旬
すでに他のメンバーは1年近く準備を続けてきての、最後の2ヶ月でJOIN

しかも、現場指揮(イベント全体の裏側)のディレクターという。
なかなか不思議な状況で必死にキャッチアップするところから始まりました。

結果は、大きな問題が起こらず、大成功で終了。
そんな私の2ヶ月のまとめを残しておきたいです。

①限界を超えた

限界超えました。体力的にも内容的にも。

圧倒的に過去最大規模のイベントで、現場指揮をしました。
最後の2週間は限界突破でアドレナリンに助けられて生きていました。

自分1人じゃ超えられない限界を超えて実現した。
そんな次の自分の自信へ繋がる時間でした。

よくやった。自分。

②イベンターとして足りない部分

初めての野外イベント・初めての大規模設営。
いつものイベントで気付けない足りないポイントをみつけました。

・大きな車を運転できないこと
・荷物運びをする体力がないこと

あれ、それ。自分お助けできるな。と思ったあなた。
次回のイベント、ぜひ手伝ってください。

③涙が出た瞬間

最後に、少し感動めのお話。
私は、幼い頃から勝手に泣いちゃうんです。
言いたいことがあるのに、言葉にできない。伝えられない。そんな時に涙が出ます。

最近は、言語化も発信も得意になってきて、そんなことはないのですが。
ICHI FESでは3回勝手に涙が出ました。

これが、私が言葉にできないほど感情が動いた瞬間です。

ひとつめ。想定以上のものがお客さんのアイデアで生まれた時

設置していたみんなでつくるアートの企画を見ていた時の出来事です。
子どもが自分のアイデアで遊んでいるのを見て
自分たちが作ってきたものに誰かのアイデアが重なって、より良いものになっていくのを感じて涙が出そうになりました。

自分たちだけでは超えられないものが
勝手に生み出されていく空間を作れた。
それが嬉しかったんだと思います。

ふたつめ。テーマソングをみんなで歌った時

正直、テーマソングの「ひとつ」を知ったのは2ヶ月前。
どこまで自分が思い入れを持てるのか、みんなで歌って自分が何を思うのか疑問でした。

出店してくれた友人とステージを見ていました。
会場を見渡したら、一緒に作った実行委員・当日クルー
さっき知り合った出店者さん・お客さん
昨日この素晴らしいステージを作ってくれた装飾さん
本当に、たくさんの「少し前まで知らなかった人」がいました

ついこの間まで知らなかった人たちと
この「不可能」とも思った空間を作り切った
みんなが見たかった景色を、今まさに見ている。夢を叶えた人たちの表情を見た。
そんないろいろな感情が溢れ出して、涙が出そうになりました。

みっつめ。自分が会場を出る準備が整った時

撤収日まで。全ての片付けが終わるまでが現場指揮のお仕事。
最後までトラブルが起こるかもと気を張っていました。

急に訪れた、自分が帰るタイミング。
「じゃあ、これ終わったら、車に乗って解散」と気づいた瞬間
勝手に涙が出ました。

大きなトラブルなく、誰も怪我なくこの場を作り切った。
そんな責任感からの解放と安堵の感情でした。

私が泣いていることに気づいて、みんなが集まってくれて
「あくびD頑張ったねーーー!」って言ってもらって
「ああ、自分、限界超えそうなくらい、頑張ってたんだなぁ。不安で仕方なかったんだぁな」って実感しました

ICHI FESって何だったのか

いろんな人の中に、それぞれのICHI FESがあると思います。

私の中では
自分だけじゃ作りきれなかった、限界突破した場所
でした。

当日のコンテンツ内容も
そこまでの自分の頑張りも

私が主催じゃ作りきれない
私が準備しただけじゃ作りきれない時間でした

世の中にはたくさんのプロがいると思います。
失敗しないほどのプロはたくさんいます。

でも今回は。全員が自分の限界を少し超えて
「なんとか成功させたい」と熱意を持って挑んだ場所
だった気がします。

以上。私のICHI FESでした。

最後に、ここまで一緒に過ごしてくれた全ての方へ。
出会ってくれてありがとうございました。

当日クルーたちとの写真
実行委員の写真
現場指揮チーム

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