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ハーモニーインカラー!最高!

2023年6月4日公開分

東京ディズニーランド開園40周年からスタートしたハーモニーインカラー。
先日よーやく観に行きましたが、めっちゃくちゃ良かった!!!!
個人的に歴代パレードの中でもトップクラスに好きなパレードだったので、自分自身ハーモニーインカラーの何が良かったかを文字にしてまとめておきます。
※確証の無い推測の部分もあります。
いやあ、ほんとうに事前情報一切なしで直接鑑賞したかった涙

2023年5月28日鑑賞 逆光だけど最高だった!


①キャラクターがいい!
・フロート全体の印象
これまでのデイパレードだったドリーミングアップ(通称ドリミ)と比較すると、
全体的にフロートが宙に浮きあがるような形状で、世界観が統一されている印象だったドリミに比べ、
パートごとの雰囲気がそれぞれの映画をモチーフにし、フロートも映画の要素を抜き出して作られているように感じました。元の作品を観ている人はより楽しめるし、観ていない人もパレードが作品を観るキッカケになる。とても素晴らしい構成だと思います。

↑dpostjpさんのドリミ取材記事。凄すぎる。

・初登場キャラクター
そして、TDR初登場のキャラクターが多いことも大きな魅力です。
ただそのほとんどが実は5年前の35周年には既に映画公開されており、逆に2019年以降登場のキャラクターは一部フロートにイラストが描かれている程度です。
(イラスト以外のキャラで1番新しいのはフォーキー?初登場は2019年公開のトイストーリー4)

これはある程度仕方のないことでもありますが、
特に東京の場合、
映像作品が公開され、その後ディズニー本社が企画、提案
最終的にOLCがその提案を承認し、という流れになる為、
アナ雪のように作品が爆発的ヒットし世間の認知度が高くならない限り、パーク展開に時間がかかってしまうのだと考えられます。
それでも最近はパーク登場までのスパンが短くなっているので、仮にミラベルの公開があと1年早かったら、もしかしたら可能性はあったのかな?と
(あとはOLCと契約しているフェイスアクターの方々が本国パークほど多様ではない為、演じれるキャラクターに限界があるのも要因とは思うけど)

米DLRにあったマドリガル家の壁アート
海外ではミラベル要素をショーやグリで展開している。

・ピクサーの帰還
2018年スタートのドリーミングアップでは、
登場するキャラが全てディズニーアニメーションの作品、つまりピクサーキャラが全く登場しないパレードとなっていました。
これはかなり異例なことで、ピクサーキャラはまだディズニーに買収される前、配給関係だった時もパレードにはトイストーリーやモンスターズインク等のキャラが登場していました。
2018年当時の考えとしては恐らく、ピクサー要素はイベントを行っていたディズニーシーに集約し、ランドではオープン予定の美女と野獣エリア及び新ファンタジーランドに合わせたキャラクターを持ってきたのだと思われます。
パレードの制作には約2、3年かかることを考えると
企画当時にはまだ「2023年ありたい姿」の計画が生きていた可能性もあります。

実際の計画とは大きく異なった
2023年ありたい姿の新ファンタジーランド(2014年)

しかし今回は、カールじいさん、インクレディブルファミリー、リメンバーミー等、ピクサー作品からも多くのキャラが登場しています。
恐らく現在はディズニー本社もOLCも、ディズニーとピクサーという線引きをするのではなく「どちらもディズニーグループの共通したコンテンツ」と考えるようになったのだと考えられます。
その為、過去のパレードでは多かったピクサー作品のみでパートを独立する構成ではなく、ディズニースタジオ作品と曲やキャラを合わせて登場しているところも素晴らしかったです。特にメリダの扱いは天才的!

香港のワンダラスに続いて
めっちゃカッコいいメリダ


②曲がいい
ほんとこれに尽きると思います。

・男性のみのメインボーカル
まず、メインボーカルが男性のパレードというのがとても珍しいと感じました。
特に通年のデイパレードでは初めてなのでは?
(季節限定イベントのパレードでは、
2007年のホーンテッドロッキンストリート
2017年のポップンライブ等が男性ボーカルでしたが、
それでも割合はかなり少ないはず)

海外では香港、アナハイムで開催されていた大正義ナイトパレードpaint the nightが男性ボーカル(バロックホウダウンにシュガーラッシュのエンディング曲を組み合わせている。)でしたが、やはり世界的に見ても女性もしくはデュエットが多い中、とても新鮮な印象でした。

・カッコよすぎるテーマ曲のアレンジ
また、メインで使用している40周年のテーマ曲、「リビングインカラー」もとても良かったです。
過去においてもアニバーサリーのテーマ曲をメインに使用するパレードはいくつかありましたが、今回のパレード用に大きくアレンジをされていて素晴らしい!好き!
特に曲が始まって1発目の「memories for you and me 」の音程が一気に下がるところが最高!!
(2拍3連 半音階下降というらしい、、、!)

また、これはドリーミングアップ時からそうでしたが、アンダーライナーと各フロートのパートミュージックの切り替わりが本当に見事です。
それまでのパレードでは、各フロートのミュージックとアンダーライナーはそれぞれ別に用意されていて、パレードルート設置のスピーカーとフロートで異なるメロディを合わせていましたが、現在では各パートのフロート通過後にミュージックがスッと切り替わり繋がっています。
例えば、ズートピアのフロート及びダンサーが通過すると、周辺の固定スピーカーが即座に次のカールじいさんパートの曲を流し出す。これにより、シーンの切り替わりがとてもスムーズになっています。

比較の為に載せておきます。
どちらもルート周辺のスピーカーから流れている音楽ですが、
ハピネスイズヒアの時は、終盤のミッキー&フレンズのパートになるまで同じアンダーライナーが繰り返し流れていたのに対して、
ハーモニーインカラーのアンダーライナーはパートごとに流れている曲を、セリフのみ省いた同じ曲を流し、曲の途中であっても次のパートへ切り替わっています。

・終盤の曲切り替え
また、上記のアンダーライナーに合わせて、
パレード終盤に曲をガラッと変えていることも、今回の最大の特徴です。
ベイマックスのフロート通過後に一度ゲスト通行の時間を作り、パレードを一度切った隙にアンダーライナーを切り替え、ミッキー&フレンズを登場させる。
ミュージックを注意して聞いていなければ、切り替わりのタイミングはおろか、変わったことすら気付けないほど巧妙に出来ています。
似たようなことは米DLRのパレード、マジックハプンズでも行われていますが、
あちらは曲のテンポがハッキリ違う為、変わったことが明確に分かる、分からせるようになっています。あっちはあっちで最高だけど。

細かいことを長文でめちゃくちゃ書きまくりましたが、一言でまとめると
最高!!!!!!!!
これから何年も東京で観れることが本当に嬉しいです。
今でこそ座り見最前は早い時間から埋まってしまいますが、半年〜1年もすれば次第に落ち着いてくると思います。
パークに行った時はぜひ鑑賞しましょう!!必見!!!

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