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採用に関する疑問に答えます!vol.2 〜評価制度と目標設定について 〜

このページでは、面接でよくいただく「入社後はどのように評価されますか?」といったご質問ついて、評価制度を設けている”目的”とあわせて、アカツキCXチームで運用されている評価制度についてお届けしていきます。
※ アカツキ福岡・アカツキゲームスCXの選考応募をご検討いただいている候補者の方へ向けた記事となります。

はじめに


アカツキCXチームでは、「等級制度」「目標管理制度(MBO)」という2つの評価制度をもとに、上期と下期の半期ごとにメンバーの評価を決定しています。

前提、この2つの評価制度を設けている背景には、

能力、スキルの把握
メンバー一人ひとりが現時点の自分自身の能力やスキルを理解し、将来のキャリアプラン・成長プランを立てるためのガイドラインとなること。
指標の共通化
評価の判断基準を明確にすることで、評価者が分散した場合でも、同じ指標・尺度で評価し、成長・成果にリンクした報酬設計ができること。
組織での期待値理解
目標や評価軸の透明性が担保されることで、メンバーがモチベーション高く動ける状態を維持し、主体的、且つ、自発的に行動できるようにすること。

といった、大きく3つの目的があります。それでは、「等級制度」「目標管理制度(MBO)」について、それぞれ詳しく書いていきます。

「等級制度」について

等級制度の概要


アカツキCXチームの「等級制度」では、1〜5段階の等級を設定し、等級に応じて一人ひとりに期待する貢献価値を定義しています。


尚、等級は「3つの大分類」で定義されており、等級が上がるごとに、求められる期待値が高くなり、自分の能力や知識の影響力が及ぼす範囲や、アカツキCXや会社への貢献の範囲が広がっていく設計になっています。


等級制度の「3つの大分類」と「5つの軸」について


大分類については、「自立(課題解決力 × 成し遂げる力)」・「チームの力(対ヒト×対チーム)」・「オリジナリティ(専門能力×個性)」の3つでカテゴリが分かれており、それぞれに1〜5段階の軸が設けられています。

尚、給与については、各等級ごとに給与のレンジ幅を設けており、等級の昇降によりレンジ幅が変わります。給与額はMBOの結果に伴って、レンジ幅内で変動する仕組みになっています。

等級制度の大切な考え方


等級は、言い換えると「組織からの“期待値”」です。

語弊がないようにすると、等級はメンバーに優劣をつけるものでも、「等級が高ければ良い」「等級が低ければ悪い」というものでもありません。

大事なことは、この等級制度をもとに、「自分が1〜5段階のどの等級に位置するのか?」を把握することで、現時点での自分自身の能力やスキル、組織から求められている期待値を正しく理解することだと考えています。また、そういった中で、「自分がコミットしていかなければならないことは何なのか?」を本気で考え、主体的にそこに向かって取り組んでいくことが大事になってきます。


「目標管理制度(MBO)」について


目標管理制度(MBO)の概要


目標管理制度(MBO)では、上期・下期の半期ごとにメンバー一人ひとりが個人目標を設定し、目標達成に向けた成果を追いかけます。結果についての評価は「SS〜C」のスコアで決まり、上期・下期ごとの評価の際、昇給・降給に影響します。


目標を設定する上での大切な考え方


アカツキCXチームでは、個人目標を設定する際に、「 “ 組織の成果 ” × “ 個人の成長 ”の双方を達成できる目標になっているか」という点を大事にしています。つまり、目標を達成することで、「個人と組織が握手できている状態」をつくっていくという考え方です。


そのため、メンバー個人が「やりたい」と言っているだけの目標や、会社が「やってほしい」と言っているだけの目標を個人目標として設定するのではなく、“事業の成果も達成でき、個人の成長の手がかりにもなる目標”を設定できていることが、アカツキCXチームが目標設定で目指している姿です。

※  目標とはそもそも何か?については、アカツキ人事の坪谷邦夫さんの記事がとても参考になりますので、ぜひご覧ください。


おわりに


今回の記事では、アカツキCXチームにおける評価制度について書いてきました。

アカツキCXチームの評価制度は、いわゆる“年功序列型”の評価制度でもなければ、「会社から降りてきた目標をこなしていけば、評価があがる」といった評価制度でもありません。

この評価制度を通じて「自分自身の幸せや成長のために何に取り組むべきなのか」「アカツキやチームのビジョンを達成していくために、何に取り組むべきなのか」といったことを、一人ひとりが本気で考え、主体的に動いていくことで、自分自身の叶えたいWILLに近づいていくことを願っていますし、それを通じて、組織全体もWhyの実現に向かって加速していくことを願っています。


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