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U CAN'T SAY NO!を振り返ってみた件 Episode.Ⅰ

MADのことばっかり書いてたのでそろそろ自分のバンドについても書いてみようかと。
お休みしてから約5ヶ月。みなさん如何お過ごしでしょうか。
UCSNのライブ観たくなってますか?もう記憶にもないですか?

結成は1998年5月と公表しています。あまり拘りがなかったのか、過去に掲載された雑誌などでは1997年になってたりします。
逆算ができなかったんでしょうね。1998年で間違いないです。
COQUETTISHやSTEP BY STEPが同期です。他にもいっぱいいると思います。
なんせ時はインディーズ・バンドブーム真っ盛りでしたので。

元々は高校時代にやっていたMADのコピーバンド。高校卒業してからもボーカル、ベース、ドラム(自分)で継続。
それがCAPITALCITY CONTROL(通称CxCxCx)というバンドになって、そこにギターでシュウジが加入します。
CxCxCxの活動に限界を感じていたので、別バンド始めようということになり、DOLLのメン募で出会ったのがトガシ君という大阪の人だったと思う。
スカパンクをやろうということで結成されたのが1or8(ワン・オア・エイト)というバンドでスタートした時は3ピースだった気がする。

ホーンを入れたり女の子のボーカルが入ったりしたものの、いつまで経ってもバンドとしての活動にはならず、ボーカルの子はやたら人脈をチラつかせてマウント取りに来るけどスタジオでも1回も歌わずの謎ムーブをかまし、仕舞いにはバックレた。
そんなこんなで早々にこのバンドからは足を洗い、自分で立ち上げたのがU CAN'T SAY NO!でした。

最初期は自分がドラム、シュウジはギターだったか?その辺は凄く記憶が曖昧。シュウジが大学の友達、メン募、ライブハウスでメンバーを掻き集めてくる。
そこで来たのがホマレ(Tp)、恭平(Gu)、アライ君(Ba)でシュウジはトロンボーンを吹き出した。
シュウジが「どうしてもフジオさん(シュウジはずっとそう呼ぶ)にボーカルをやってもらいたい」と言うので、「だったらドラムを見つけてこい!」と。
すると恭平の伝手でヤスオ君がドラムで加入。ホーンがド素人ばかりで音が出なかったので山本君(元CHARM、WATCHABLEなど)の紹介で江戸さん(T.Sax)が加入。
これでUCSNの原型が整った感じ。割とトントン拍子にメンバーが揃って、曲作りなんかを始める。同時にCxCxCxの解散が頭をチラつくようになる。

CxCxCxのスタジオの日、ボーカルが連絡もなく来なかった。これが決定打となってその場で解散を決める。
スタジオから帰ろうとスーパーカブに跨がった瞬間、PHSが鳴る。
これがマコッちゃん(元COQUETTISH)とのファーストコンタクト。
DOLLに載ったバンド紹介の記事を見てCxCxCxをライブに誘ってくれた。
「ごめんなさい。たった今、解散しちゃったんです」
「あ、でももう1個別でバンドやってて・・・」というこんな衝撃的なやり取りがあった。
しかもマコッちゃんは「COQUETTISHってバンドをやってて」というから更に驚き。そう、この時点で自分はCOQUETTISHを知っていた。
B.O.B ANIMALSのメンバーが始めた新しいバンド。まさかこんなに早く繋がるなんて!これが運命というやつなんだろう。

UCSN初ライブが決まった。でもその前にメンバーにはノルマを払って出るようなブッキングライブを経験させたくて渋谷GIG-ANTICのブッキングライブにエントリーした。
対バンは全然知らないバンドだったけど、トリがメジャーデビューしているバンドだった。
しかし当日、そのバンドはキャンセルになった。そして何故か初ライブのUCSNがトリになった。
これだけ書くと人気バンドのサウセスストーリーっぽくてカッコイイよね。
実際はただ出番が一番最後ってだけなんだけど。
初ライブは友達やCxCxCxのベースのハネやんも来てくれて嬉しかった。ただボーカルがほぼ初だったのでメチャクチャ恥ずかしくて、まともにフロアの方を見ることすらできなかった。ウブである。

無事初ライブを終え、その後も途切れることがないくらいライブに誘って貰えた。COQUETTISHと出会い、元々お客さんとして通い詰めていたCHANIWAとの繋がりからDASHBOARDを紹介して貰ったりで、バンド活動としてはかなり恵まれた状態だった。
今思えばCxCxCxというバンドでの地道な活動がUCSNを花開かせてくれたんだと思う。最後まで日の目を見ることはなかったけど、CxCxCxだって凄くカッコイイバンドだったんだよ。

CxCxCxは最後にワッツのBOOZ NITEで解散ライブを特に盛り上がることもなくひっそりと終わった。青春の全てを賭けたバンドだったな。
色々な出会いを生んでくれたし、バンドの難しさを勉強させてもらった。
可愛い女の子ファンも1人だけいたなぁ。あのコどうしてるかな?

後半はUCSNのことじゃなくなっちゃった。
本当は1st出すところくらいまで書こうと思ったけど、続きは次回!

From AleJJandro Hiderowsky

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