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【中居正広】真実知りたい病が蔓延している【週刊文春】

まず最初に断っておきますが、この記事は無料ですし中居正広さんの件については特に触れません
私は何も知らないのでお金を貰って発信することなどないし、そこに発生する責任を負えないからです。

週刊誌やテレビの情報(噂レベルでも)に飛びついて非難したり擁護したり、相変わらず世間は忙しい。
話題にされているタレントに少なからず思い入れがあればよりその気持ちは強くなる。
例えばそのタレントのファンからすると、なんとかして擁護したい。救ってあげたい。無実を証明したい。
その逆に、以前からあまり良く思っていない、嫌いだったアンチからすると、なんとかしてタレント生命を奪いたい、業界から消し去りたい
そして辿り着くのが『真実を知りたい』という不治の病

何故この『真実知りたい病』が不治の病なのか。
簡単に言うと『真実はひとつではない』ということと、『真実を知るのは当事者のみ』だからだ。
しかし、この病気が厄介なのは『この薬は真実知りたい病に効きますよ』と言って更に病気の悪化を促進させる薬の売人がいることである。
それが週刊誌やネット記事、いわゆるマスコミ
真実を知りたい、真実に近付きたいという購買意欲を煽り、『噂』という薬を売る。そしてその『噂』を元に更に病が広がっていく

さて、この状況から財布が潤っていくのは誰でしょう?

今、SNSで中居さんの名前を検索してみてください。
ほぼ大半が週刊誌、ネット記事の引用で「こういうことらしいよ」と憶測や断定で批判、擁護がされていると思います。
そしてそのほとんどが記事の中身は読まずに見出しだけで判断して書かれたものだと思います。
そして今度はその意見を元に新たな憶測や断定が起こります。
この病はネット社会において圧倒的に強い伝染力を持っています。

大事なことなのでもう一度言います。
『真実はひとつではありません』
立場・視点が変われば、そこに新たな真実が生まれます。
『真実を知るのは当事者のみ』
いくら週刊誌やネットの記事を熟読したところで、絶対に真実には辿り着きません。
また『当事者から出た言葉』もまた絶対的な真実ではありません
誰かに向けて発した言葉は、純粋な言葉ではりません。
届けたい相手がいる時点で、全てが真実とは別のものになります。

これからも繰り返しこの病と病を蔓延させる薬は発生するでしょう。
誰が得をするのか・・・。
確実に言えるのは『真実知りたい病』にかかった人は得をすることはないということです。

マスコミを批判するのは逆に注目を集めることになります。
マスコミが一番恐れるのは話題にされない、話題にならないことです。
話題になれば『真実知りたい病』が蔓延し、『薬=噂』が売れます。
逆に賛否何も起きなければ『薬=噂』の価値はなくなります

対立や分断が生まれる背景には、必ず儲かる人たちがいる。
それに加担するのも正直バカバカしいと思いませんか?
唯一ある真実に辿り着く方法があるとするなら、それは自分が当事者になるということです。

From AleJJandro Hiderowsky


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