あそぶんがくぶと言われたらどう言い返すか
定期的にうちの学生から聞く、「バイト先で理系の学生から『あそぶんがくぶ』と揶揄される」という話。
この点についてどう思うかは、下の文章で書いたことがあるので、同じことを繰り返すつもりはないけれど、考え方自体は変わらない。
つけ加えることがあるとすれば、我々はあそぶんがくぶであるということ。
あそぶんがくぶで何が悪いということ。
また、異口同音に言ってくる人々の創造力、思考力、新しいものを生み出す力の脆弱。
そういうことを感じる。
また、どうしてあそぶんがくぶに誇りを持たないのかとも思う。
人は働くために生まれたのでも、金を稼ぐために生まれたのでも、ましてやお国のために生まれてきたのでもない。
なんか知らんけど生まれてきたのである。
だから、せっかく生まれてきて、せっかく生きていくなら楽しく遊んで暮らしていくべきなのである。
遊ぶには知識も技術も教養も創造力も発信力も、新しい何かを生み出す力とそれらの訓練が必要なのである。もちろんそれは、人をあそばせる力でもある。
そう言い返してやれ。文学部の学生よ。
【今日の音楽】
台湾のグループ。すでに解散しているのがとても残念ですが、すごく伸びのある言い声で聴き入ってしまう。
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