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voice_watanabe
どんなリーダーについていきたいか
特別支援学級での実践。
学校教育では戦争についてあまり言及できないという制限があります。
そこで思いつき。
「クマさん王国とキツネさん王国にしてしまえばいいのではないか!?」(強引甚だしい)
具体的な内容を書かせていただきます。
👩🏫「皆はキツネさん王国の大統領です。どんな国を作りたい?考えてみましょう。」
⇨🙋♂️裕福な国、🙋♀️平和な国
👩🏫「おっと、隣の国のクマさん王国から兵隊が攻めてきました。このままだとあなたの命も皆の命も危ない!さぁ、大統領の皆さん、どうしますか?」
⇨🙋♂️俺だけ逃げる、🙋♀️戦闘機を作る
色んな意見があがりました。子どもたちは各々「自分がトップに立ったつもりで考える」ことができました。
当初これで終わるつもりだったのですが、生徒の反応を見て、追加の課題を与えました。
👩🏫「では…皆さんがキツネさん王国の国民だったら、誰に大統領をやってもらいたいか、選挙をしてみましょう。」
生徒同士の好き嫌いではなく、大統領として選ぶように伝えました。
今回の取り組みを通して、国家意志や選挙について自分事として考えるきっかけになっていたら嬉しいです。
ちなみに、キツネさん王国の大統領に選ばれたのは、『一緒に戦ってくれるリーダー』でした。