見出し画像

子どもがいないことで将来を不安に思う気持ちを無くしたい。

先日TVで、首都圏の中学受験が過熱しているという特集を見た。
塾代、交通費、受験代などで結構な費用が掛かるそう。それに対して親が「投資です」と言っていた。「子どもに投資」ということは、子どもが将来高収入の仕事に就いたら、子どもからの仕送りや、自分たちの老後の面倒などを見てもらうなどの「リターン」を期待しているということ?子どもに対して「投資」という言葉を使うのはとても違和感を感じた。

子どもを「投資」なんて感覚で考えていたら、子どもの挫折や、高収入ではない夢を目指した時、許せなくなりそう。

私の知り合い(60代女性)に娘(30代既婚子あり)との関係に悩んでいる人がいる。まず根本的に娘とは考え方が合わず、娘にキツイことを言われたりなど、娘と関わるのが辛いそう。だけど年老いて娘の世話になったり面倒見てもらうことになると思うと強く出れない、ということを言っていた。前から話を聞いているが、子どもの頃から色々あったそう。自分が調子良い時は、命令や罵ったりしてくるそうだけど、ひとたび自分がピンチになると激しく取り乱したり、助けを求めてくるそう。(人に攻撃的な人って結構精神的に脆かったりするよね。)

毒親からは逃げるのが正解だと思うけれど、毒子からも逃げていいと思う。子がいない私は、成人して家庭を持っている子どものことなんてもう関わらなければいいのにと思ってしまう。だけど親的には子どものことは見捨てられないのかな?前述の人は孫が大好きだから、孫との関係が切れるのは嫌だという気持ちもあるのだと思う。

でも自分の将来の不安のために、自分と合わずに悩む子どもとの関係を続けるのはどうなの?って思う。子どもに将来自分の面倒を見てもらおうと期待するのやめて、子どもなしで過ごせる将来を考えた方がいいと思う。

確かに子なしの私は不安もある。いつか来るであろう未来の話。年老いてお互いの両親も他界、そこで旦那が死んで1人になったら身内が誰もいない。(一応私には弟がいるが、将来どんな関係性になっているのかわからない)
ボケて訳がわからなくなったら、助けてくれる身内が居ないと他人に騙されてしまうかも、など。

でも子どもがいたとしても、絶縁状態の人もいる。子どもがいたとしても、子どもの世話にはならないと決めている人もいる。

だから子どもがいないことで、将来を不安に思うのはやめようと思う。

子どもがいなくても、安心して老後が過ごせる世界になってくれることを心から願っている。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?