元保育士の子育て奮闘記(習い事編)
元保育士のあっこ先生です。
保育士だって子育てにはたくさんの壁があります。
数ある壁の中の1つが「習い事」でした…。
壁を乗り越えるまでに私も長男もすごく奮闘して、ようやく乗り越えることができたのです。
同じような悩みをもつママのために、乗り越えるまでの道のりを共有したいと思います。
長男は、空手を習っています。
空手を習うキッカケとなったのは、長男が「格闘技をやりたい」と言ったから。
理由は、ポケモンの格闘タイプに憧れていたからです笑
ちょうど「やりたい」と言ったタイミングで長男の同級生も空手の体験を始めたと聞き、一緒に体験を受けることにしました。
案の定すぐ沼にハマり、本格的に始めることを決意。
長男は、空手の日が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
私も長男が初めて「やりたい」と思ったことを習わせてあげられて、わくわくしていました。
そして、練習に行く度に色々なことを吸収して、頑張る長男を誇らしくも思っていました。
初めての大会も鮮明に覚えています。
こんなに頑張れる子だったんだ…!
でも始めたばかりなので、負けるのも当たり前。
次は勝てるように、また練習に励みました。
その後も、何度か大会に出場させてもらうことになりました。
しかし。
なかなか勝つことができず、長男の心がポッキリと折れてしまったのです。
「空手行きたくない…」
いつかは言うだろうと思っていた言葉を、思ったよりも早く聞くことになりました。
心が折れてしまった長男は、空手の時間になると大泣き。
あまりにも泣くので、私も泣きたくなりました。
空手の時間が近づく度に泣いて泣いて。
私も長男も苦しい時間になりました。
週3で習っているので、1週間で3回大きなストレス時間があるのは正直苦痛でした。
それでもなんとか泣きながら道着を着て、大泣きのまま道場へ行きました。
先生からは、「本当に嫌だったら道場には入りませんよ。大丈夫。」と言ってもらい、サポートしてもらっていました。
私は先生の言葉と長男を信じて、休まず行かせることを決意。
しかし、何週間も大泣きで、しまいには「やめたい!!」と怒り出すようになってしまったのです。
私も週3のストレス時間で、心が折れかかっていました。
それに、平然な自分を保つのと長男を空手に行かせるのに必死でした。
先生に何度「しばらく休ませてください」と言おうと思ったことか。
それでも、一度休むともう行けなくなる気がして、私と長男は重い足取りでなんとか行っていたのです。
私は長男に「空手をやりたかった時の気持ち」を思い出してほしい一心で、なんとか平常心を保っているような状態でした。
しばらくすると、急に黙々と空手の支度をするようになったのです。
それは突然のことでした。
泣いても仕方ないと思うようになったのかな?
「やっとここまできた…」
心の重荷がふっと取れた気がしました。
それでも「また同じことが起きたらどうしよう…」という不安も少なからず残っていました。
しかし、私の不安とは裏腹に、泣かずに行けるようになってから1年半以上が経過しました。
あれから一度も泣いていません。
むしろ笑顔で楽しく通っています。
その間、小さな大会では準優勝できるほどに成長しました!
あの時、諦めなくて本当に良かった。
自分と長男を褒めてあげたいと思っています。
大きな壁は簡単には乗り越えられません。
だからこそ、達成感でいっぱいになります。
そして、苦しいことは1人で乗り越えるよりも、みんなで乗り越えた方が圧倒的に早いです。
みなさんも1人で悩むのはやめませんか?
明るい未来がきっと待っていますよ✨
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