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(Mac)不要な.DS_Storeを消す方法
非常勤先でファイルを共有したりGitHubアプリを使っていると、Finder上では表示されないのになぜか共有ファイルに入っている「.DS_Store」。
邪魔なので、このファイルを作らせないように設定しました。
.DS_Storeは消してもいいファイル
ChatGPTに聞いてみた結果、消しても大丈夫だと判断しました(検索しても同じ結論)。回答は以下です。
.DS_Storeファイルを削除しても、大きな問題は通常発生しませんが、いくつかの影響が考えられます。.DS_Storeファイルは、macOSがディレクトリごとに表示設定やアイコンの位置、ウィンドウのサイズなどのメタデータを保存するためのファイルです。このファイルを削除することで起こりうる問題には以下のものがあります:
表示設定のリセット:.DS_Storeファイルを削除すると、そのディレクトリの表示設定(アイコンの位置、ウィンドウのサイズ、背景画像など)がリセットされ、デフォルトの設定に戻ります。
設定の再作成:削除したディレクトリを再度開くと、macOSは新しい.DS_Storeファイルを自動的に作成します。このため、設定が初期化される可能性はありますが、ファイル自体は再生成されるため、特に大きな問題はありません。
ネットワーク共有の影響:.DS_Storeファイルはネットワーク共有フォルダ内にも作成されるため、他のOS(例えばWindows)を使用しているユーザーにとっては不要なファイルとなります。しかし、共有フォルダの表示設定がリセットされる可能性はあります。
まとめると、.DS_Storeファイルを削除しても、macOSの基本的な機能には影響はなく、表示設定がリセットされる程度の問題です。ファイルが再生成されるため、削除しても長期的な影響はほとんどありません。
手動で削除するには、隠しファイルを表示させればいいそうですが、私の場合はなぜかうまく表示されず。
ターミナルで一括削除&今後作らせないようにするコマンドを実行しました。
.DS_Storeを一括削除し、今後作らせないようにするためのコマンド
以下のコマンドを実行中、いくつかのフォルダへのアクセス許可のポップアップが出るので、「許可」をクリックします。
(1) 現在のディレクトリとそのサブディレクトリ内のすべての.DS_Storeファイルを検索して削除する
find . -name '.DS_Store' -type f -ls -delete
find .: 現在のディレクトリとそのサブディレクトリを再帰的に検索します。
-name '.DS_Store': 名前が.DS_Storeであるファイルを探します。
-type f: ファイルのみを対象とします(ディレクトリは除外)。
-ls: 見つかったファイルの詳細情報を表示します。
-delete: 見つかった.DS_Storeファイルを削除します。
(2) ネットワークドライブに.DS_Storeファイルが作成されないようにシステム設定を変更する
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores True
defaults write: macOSの設定を変更するためのコマンドです。
com.apple.desktopservices: デスクトップサービスに関連する設定を指定します。
DSDontWriteNetworkStores: .DS_Storeファイルをネットワークドライブに書き込まないようにする設定キーです。
True: 設定を有効にします。
(3) Finderを再起動して、新しい設定を有効にする
killall Finder
killall: 指定された名前のプロセスをすべて終了させるコマンドです。
Finder: Finderプロセスを終了させて再起動します。これにより、変更した設定が即座に反映されます。
ローカルディスクでは引き続き.DS_Storeファイルが生成される可能性があるそうですが、ネットワークドライブでは生成されなくなるだけでもありがたいです。
これで必要のないファイルを学生にシェアせずに済むし、GitHubアプリでモヤモヤしないで済みそうです。
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