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椅子の一枚

わが家の一部です。

いや、いつもわが家の一部を一枚にしてnoteに登場させているのだが、今回は思いきって枠を広げてみた。いつも以上にツッコミどころ満載だが、
これを書き終わったら、片付けます、掃除します、と心の中で念仏のように唱えながら、この記事を書こうと思う。

今回の主役は、一枚の真ん中にどどんと立っている椅子である。銀色のシュッとした脚に、黒いスタイリッシュな座面。と、文字だけ読むと、オシャレだと思われるかもしれないが、現実はシートは傷み、脚の根本は傷つき錆びて、オシャレとは程遠い。

この椅子、白いカウンターテーブルと一緒に購入したものだが、セットではなかった。
カウンターキッチンに憧れていた私たち夫婦は、いつぞやの引っ越し先のマンションにどうしてもカウンタースペースを作りたいと、家具屋巡りをしていた。

どれにする?

引っ越し先のマンションのリビングはキッチンとひと続きになっており、なんか区切りが欲しいよね、という話になり、カウンターキッチンに憧れていた私たちはカウンターテーブルを買おうと出かけたのであったが…。

「カウンターってさ」
「うん」
「いろいろあるんやね」
「そーやね」
「っていうかさ、椅子って別売りなん?」
「そーやね」
「今まで見たなかで、どれがよさそうやった?」
「そーやね…」

話が進まない。家具屋を数軒回ったのに、話は回らない、止まってしまう。もう、今日はあきらめて、日をあらためようか?いやいや、もう一度最初の店に行ってみる?初心忘るべからず、とはこのことか。

撮った!

結局、最初行った全国チェーンのホームセンターの家具コーナーに戻った。そして、二人でもう一度売場を見て、決めた。そして、別売りの椅子も、もうここで買ってしまおうと、売場を見て、決めた。

マンションで使い始めた時は、座る側の反対面に収納スペースがあって、食器を全部そこへ納めたので、すっきりしていた。ええ、そりゃあもう、スムーズにお茶やご飯をお出しできるぐらい、スマートだった。

その後、一戸建てに引っ越した後は、建て付けのカウンターキッチンの壁にどんとカウンターテーブルをくっつけた。なので、食器棚として使っていた部分は使えなくなったが、夫婦二人の時も、来客の時も、集いの場となっている。

わが家の人気スポットの1つです。


記事を書くための栄養源にします(^^;)