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愛と勇気は世界を救う-「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(チェリまほ)」EP8個人的感想-

先週とはテイストがガラッと変わってきましたね!1話からずっと黒沢の切なさを見つめてきましたが、とうとうその想いが報われて幸せいっぱいむずがゆさいっぱい。(そのムズムズした感じが今後も加速していきそうな感じがします)”つげみな”も動き出した…というか動き出し過ぎてびっくりしました。

毎週1話のYouTube配信視聴数カウント中。前回11/21時点で237万回再生だったのが、今週は261万回再生になっていました。一週間で30万回再生弱増えているので、2週間後くらいには300万回再生超えてそう!

最新話のEP8はTVerネットもテレ東ニコニコ動画で配信中!全話配信はTSUTAYAプレミアム(有料)にて見ることができます。

↓EP7の感想ブログはこちらから。

※ネタバレしていきますので未視聴の方は自衛をお願いします。

幸せがあふれ出す

7年間の想いが報われたんだ、仕方ないわ…と思いながら見ていた幸せいっぱいで顔面の筋肉がとろけてドロドロになっている黒沢。ネットで「浮かれ沢」と名付けられるほどの浮かれっぷりです。

【浮かれ沢語録】

①これ以上一緒にいたら…歯止めが効かなそうだから。

使い古された胸キュンワードではあるこのセリフも、浮かれ沢さんにかかればキュン死に必至の魔法の言葉に早変わり!眉ぴくからの近づいてからのささやきからのロックオン…。そりゃ恋愛偏差値Fランの安達はキャパオーバーになるわ。

②安達も俺のこと好きなんて…夢だったんじゃないかと思っちゃって、つい電話しちゃった!

7年恋していてパジャマ買っちゃうほどの妄想までしていた相手から「好きだ」と言われたら、声に羽が生えたようになっちゃうよね、わかるわかる。朝起きてつい電話して確認しちゃうよね、わかるわかる。

③もしかして今俺のこと考えてたぁ?

後ろから現れてモテofモテにしか言えないようなセリフを安達に投げかける!この前まで「同期のままでいい」と言っていた人から発せられているとは思えない安達に好かれている確信を持った言葉です。それに「あ…う…ぅん…。」と返事しちゃう安達もかわよ…。

④楽しみにしてて!さいっっこうの一日にするから!

初デートの約束を取りつけてのこの言葉。もちろん顔面は笑顔でとろけまくってます。ある意味黒沢も初めて本気で好きになった人が安達なわけで、その人を楽しませようと思うのは当たり前ですね。でもたいてい気合というものは入れすぎると空回りしちゃうので気を付けようね。

⑤「俺達、これからずっと一緒なんだから」

初デートが柘植の乱入でおあずけになったことを、LINEを使って安達が謝ってからの黒沢アンサー。そっと「絶対離さねぇぞ」感を差し込んでくる黒沢さんは独占欲が強めなのかもしれませんね。安達から告白されたときも「嫌だって言ってももう離さないけど」って言ってたからね。ある意味有言実行。

⑥「僕の恋人」 黒沢優一

横を見れば 君がいる 恥ずかしがり屋の 僕のエンジェル お預けデート それでもハート 刻むぜビート 安達とずっと 幸せ一生(一緒)

いやぁ…これは不意打ちで来たので腹筋崩壊した笑。あの黒沢の顔で、そして外を眺めているあの真面目な顔で、こんな絶妙にダサ…ごほん…素敵なポエムを詠むとは。このポエム、英語だと一番最後が「A happy life with me」と訳されているんですよね。でも私の耳には「一生」と聞こえたんですが、さて、黒沢大先生はどちらで詠んだのでしょうか。

ふいにラブポエムが浮かんじゃうほど嬉しくてたまらない浮かれ沢が可愛い。ついこの前まで切な沢だったのに!

⑦好き!可愛い!すき…スキ…大好き!

初めての手つなぎから「ゆっくりのんびり行こうよ」とかイケボ(イケてるボイス)で言ってたと思ったのに、心の声は浮かれまくってテンション高め。本当に先週までのあのMr.パーフェクトの切な沢とのギャップよ…。心の声は素直だしカッコつける必要もないし、嬉しさが爆発してていいですね!町田くんのこんな弾けて浮かれたしゃべりを聞けるのも、このドラマのおかげ(笑)。

8話はとにかく私はひたすら笑ってました。柘植の言葉を借りるなら、ずっと「へんにゃり」顔でドラマを見てて、声を出して笑って、そしてリアタイから寝れなくなりました(笑)。人を好きになるってこんなに楽しくってウキウキして毎日が輝くんだなぁ…と久しぶりに思い出させてくれた気がします。人生に恋愛はすべてではないけど、好きな人に好かれるって本当に奇跡的なことだと常々思っているので。。。黒沢があれだけ浮かれてても仕方がないわ、と本当に思います。

柘植の言葉に勇気をもらう

いつの間にか湊のダンスを見に行くという約束を取り付けていた意外と抜かりない柘植。約束はしたものの、行く勇気が持てずに安達宅を訪れます。

ここでお互いが魔法使いだということがわかり、能力者同士心の中で会話をしていました!なんて便利なんだ…。はたから見てたらかなり異様であるとは思うし、目を見て触れあって心で会話している姿はちょっとシュール。(黒沢も「大丈夫?」って心配してたくらいだしね)

安達、黒沢、柘植で湊のダンスを見に行く流れになり、行ってみたら六角までいるというキャストがこんなところで全員集合状態。「世の中狭いっすね~」って六角が言ってたけど、本当に狭いね…。びっくり。

明らかに何かやりそうな空気を醸し出していたスーツ君がやはりやりました!夢を追い続ける湊をバカにして「就職して良かった」と。湊は湊で「俺だけ本気でカッコ悪い」と思ってしまう。

柘植も小説家をやっているため、ある意味世間で言う「普通」で「安定」した生き方をしているわけではない。共感できる部分もある柘植は、湊の気持ちに寄り添い、救いになる言葉をかけてあげます。「俺はお前を絶対バカにしない!笑わない!」って一人でも言ってくれる人がいるとありがたいですよね。そしてそれが大切な人だったら尚更…。(まだ柘植は湊の大切な人にはなってないですが)

「普通」の生活を送っている人間は、どこかで自分のやりたいことに区切りをつけて生きてきていたり、やりたいことがなかったり…だから夢を追い続けていられる人に羨ましい気持ちがあったりします。自分が踏み出す勇気がなかっただけなのか環境でできなかったのか…色んな事情はあると思いますが、羨ましかったり妬ましかったりする気持ちを相手を攻撃したりバカにすることで慰める人もいる。

このドラマを見ていると「相手を認めることの大切さ」というメッセージ性をすごく感じますが私だけでしょうか。なぜか自分を守るために人を傷つける人がいる、勝手なレッテルを貼って判断する人もいる、「普通」を押し付ける風潮がある…。普通って一体何だろう?私が「普通の幸せを」と言われて「普通」になろうとしてきたことって何だろう?とちょっと考えてしましました。自分の価値観で人をはかることの危うさと、「普通」に縛られず生きていくことの大切さと難しさ。そんなことを色々思ってしまいます。

こんなに腹筋崩壊回でもちゃんと考えさせてくれるドラマですね…。

友達の背中を押してあげることができるようになった

チェリまほというドラマは恋愛ドラマでもあるけれど、安達の成長ドラマだとも思っています。自己評価が低くてずっとうつむいていた安達が魔法の力を得て黒沢と心を通わせ、少しずつ自信を持つことができるようになり、悩んで立ち止まる柘植の背中を押してあげられるまでに成長!親友には隠さず黒沢との関係を伝えて、「自分も一歩踏み出して得たものがあるから頑張れ!」と伝えることができました。

自分を肯定してくれる存在がいるだけで、どうしてこうも強くなれるんでしょうね…。このときに黒沢を見て微笑む目は、愛にあふれていましたから!

しかし安達の交際宣言にはびっくりしました…。最後の「です」が可愛かったけど。(これをアウティングととらえる人もいるみたいですが、2人の前後の文脈と関係性、自分の親友に対しての交際宣言でもあるので私個人の意見としては特に気になりませんでした。)

心臓が持たない2人

浮かれまくって甘いセリフを連発する黒沢に対し「こそばゆい」と「心臓が持たない!」と感じている安達。黒沢の方も、安達の柘植に対する「俺、黒沢と付き合ってる!…です」に対して「心臓が持たないだけど…」と返しています。

お互いがお互いの言動に心臓が持たなくなるって、なんて尊いんでしょうか。ずっと黒沢は安達の小さな言動で一喜一憂してきたんだろうけど、今は自分の言動が安達の心を揺さぶっているなんて…。このむずがゆい恋愛の初期の感じ、懐かしくてキュン死にします(笑)。

君はなんやねん!

そして忘れてはならない柘植と湊。柘植は湊に「かっこいいじゃん」と言われて告白する決意を固めています。(安達の友達にしては行動力抜群ですね)

まだダンスの練習を同じ場所でしていたら告白しよう、そう思って戻ったら…

「ええええええええええええ!!!!」ってなった人、手ぇあげてぇ!!!!!

スーツ君!キミ!そこまで絡んでくるとは正直思わなんだし、そして主役の2人でもなく、つげみなでもなく、スーツ君と湊のキスをこのドラマで一番最初にみることになるとは思わなかった!!!

いつも「気になる!」ってところで終わるけど、今度は色んな意味で気になるわ!!!湊に嫌味言ってつっかかってたのも好きだったから?というか元カレとかなの???

色々突っ込み集

①訳知り顔の藤崎さん問題

挙動不審な安達と浮かれポンチな黒沢を見てすべてを悟った藤崎さん。もし2人の関係を打ち明けたとしても、茶化すことなくいいアドバイザーになってくれそう。

②安達の狼狽がかわよ…問題

「家に行っていいってこと?」と言われて声が裏返っちゃうところとか、柘植との関係を疑われて身体全体全力で否定する姿とか、可愛いの権化か!赤楚くんはこういうコミカルな動きも様になるし自然にできるところが本当にすごい。

③黒沢のしゃべり方が甘くなっている問題

「イジワルし過ぎたっ!」のこの「たっ!」の言い方が甘いし、安達に話しかける声も甘くなってる。撮影順はバラバラだったって言ってたけど、きちんとその時の2人の関係に合わせて話し方変えてたってことだよね?町田玄人啓太か…。

④会社でその浮かれ方はバレるぞ問題

黒沢ってみんなにある意味注目されているわけで、あんなルンルンしてたら会社全体がざわつくぞ…。

⑤心の声で会話問題

本文でも触れましたが、これは実写になると意外とシュールで面白かったです(笑)。

⑥買い出しが討ち入り問題

柘植が差し入れを買いに行っているときの顔が、どこかに討ち入りに行くんじゃないかというくらいの険しい顔!

⑦心が読めたら安達のために使いたい問題

黒沢はもし心が読めたら…安達のしたいことをもっとしてあげたいだって!お互いをここまで想い合えることがマジ尊い!(オタクは尊死しがち)

⑧おっさんにショックを受ける黒沢問題

若者におっさんと言われて地味にショックを受けている黒沢優一30歳。とりあえず腹立ったからといって「おっさん、おばはん」は言わないで欲しいよね。

⑨いいタイミングの六角問題

良い雰囲気になった柘植と湊のもとに、抜群のタイミングで戻ってくる六角。安達と黒沢の昇天デートを阻止したのも六角だったし、いつも無意識にいいタイミングで現れる六角。

⑩いきなり湊呼ばわり問題

ちょっと近づいたと思ったらいきなり「湊くん」が「湊」になってて笑いました。意外と柘植はガシガシ行くタイプ。

むずがゆさが止まらなくなりそう!

30秒予告見ましたか?なんですかあのハッピーオーラ満開のキャッキャウフフな2人は!数多くの恋愛ドラマを見てきましたが、だいたい想いが通じ合うまでというのが多いなか、ここまであからさまに幸せふりまいてる2人を見たことほとんどない気がする…。誰かの言葉を借りるなら「砂糖菓子を口の中に大量にぶち込まれた」感じがします(笑)。こそばゆい通り越してむずがゆい!!!

↑そしてサムネがばっちり黒沢兄さんのウインクになってるとか…神か…。(ウインクを綺麗にできる人は天性のスターだと思っています。←私談)

柘植は湊がキスしているのを見て避けだすのかな…。配達に居留守使ったりするのかしら。そしてなぜ六角が柘植に怒る?なぜ湊の落ち込む原因を柘植だと思う?と謎だらけで気になります…!

もう原作とは違うストーリー展開になってきているので、私もどうなるかわかりません。楽しみに次週待ちたいと思います!

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