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「子どもへのまなざし」を読んだ

ぼっかんぼっかん爆発してた時
自己嫌悪の真っ只中にいて、
なんとか抜け出そうと思い、
図書館のHPで借りれる育児書を探し、
たどり着いた本
「子どもへのまなざし」



もう、すごいボリュームで読むのが私には大変だったけれど、
読んでよかったと思えた。


何より子育て、育児に関して警告を鳴らしていながらも
誰を責めるでもなく、
だからといってお母さんたちを奉るわけでもない。
そのバランスが私には読んでてとても心地よくて、
誰からも褒められるでない今行っている育児を
隣でそっと応援してくれながらもアドバイスをくれている
そんな風に読んでいる時に感じた本だった。


今2歳と0歳を育てている私にはドンピシャで、
心に止めておきたいと思う文章がたくさんありました。

親が自分の子どもを「いまのままで満足だよ」と思ってあげれば
子どものほうも、親に対して思うわけです。
親の方が「それでいいんだよ、それでいいんだよ」といいながら
親のやるべきことをやってさえすれば
たいていは不足のない子に育っていくのだと思います。


私、待つのが苦手なんです・・・
「もっと、もっと」と思うことが多くて、
子どもにイライラすることも多かったのですが、
この文章でできるだけこちらから何かをいうのではなく、
子どもが自分で学んで、成長していくのを
できるだけ手を出さずにやっていこうとこの文章を読んで思いました。


子ども時代には苦手なことを克服する喜びより、
得意なことに熱中する楽しみを十分に味わうことの方が
基本的には大切なことだと思います。


子どもの目線や今、子どもに必要なことを考えずに
今の私の目線で立ってしまうことが多いなと気づかせてくれた文章。

大人になった時のことを考えて
あーだこーだいったり、
こうさせてあげた方がいいだろうと思うことが多いのだけれど、
それは本当に大人になった時に活きるか?というとそうじゃなくて
「今」必要じゃないんだなと気づかせてくれることがたくさん書いてあった。


子育ては初めてで、
核家族で「子どもと私」みたいな場面が多いことが多い中で、
毎日必死に家事と育児をこなし
目の前の子どもに振り回されている毎日だったけれど、
こうやって本を読むことによって
その状況を少し離れて客観的にみて
自分の子どもへの接し方を改めて考えられたのは
本当に読んでよかったと思ったし、
本を読むことで得られるものも多かった。

少しの時間でも本を読む効果ってありますなー
少しずつ読書の時間を取ろうと思いました。

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