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【 泣いて悩んだ日々があるからこそ自信が付くのかもしれない】2019/2/21

★ブログを整理するため、記事をnoteに移します!時系列が前後してしまいますがご了承ください。

2019年、2月21日。今日は息子の1年生最後の授業参観です。息子は、来年から支援学級に進みます。学習障害にあたる節があり、ひらがながなかなか読めません。そのため、音読や算数の文章問題の読解力がなく泣くことも多い1年でした。

宿題の音読は、今も私が読んだものを復唱している感じです。算数の文章問題は、雰囲気で足し算か引き算かを決めているようで「なぜこうなるの?」ということは深く考えられていません。

担任の先生はとても熱心な方で、この1年間とても支えてもらえました。支援学級に進むことも、先生と相談して決めたこと。息子は悲観的に思うのかなとヒヤヒヤしていましたが、とても楽しみにしているようで安心です。

クラスのお友達とも仲良くしているし、助けてくれる子が多いので私も息子も助かっています。でも、授業はみんなのペースについていくだけで精一杯。正直、ほとんどついていけてないです。

国語の音読は、みんながページをめくっても息子はどこを読んでいるか分からないから遅れてページをめくります。書き取りも難しいから、中途半端なで終わってしまうことも多いです。

算数は、なぜか6という数字が覚えられないところからのスタート。6という数字がなぜ6なのかが分からないんです。おはじきやブロックを使用して説明しても「???」となるので、私も頭を抱えてしまいました。

こんな状態でも、授業は進みます。1桁の足し算・引き算が始まると宿題を教える私の口調もきつくなっていました。息子は頭をむしり泣いて「つらい」と訴えます。

そのたびに、私も「ごめんね」と反省。ただ、とても心配だったんです。こんな状態で1年生の最後まで勉強できるのか?いつか1人で宿題ができる日が来るのか?私や夫がいないと何もできないまま大人になるのではないか?と。

そんな葛藤の日々が続きましたが、気付けばもう2月も後半。今日の授業参観で、1年生の授業を見に行くことはありません。息子は笑顔で学校に向かいました。

今日は、「1年間でこんなにできるようになったよ」という発表をしてくれるようです。「ぼくは何を発表するでしょうか??」と聞くので「なんだろうねぇ?」とやり取りをしていたら「こたえは算数です!!」と自信満々の顔。

入学当初は泣きながら数字を覚えて計算を覚えてと必死だった息子。今は算数が好きな子になりました。「答えがきちんと出るのが面白い!」と。私はがっつり文系で、そんなふうに思ったこともなかったので関心しました。

「今日は算数がこんなにできるようになったと計算を発表するから見ててね!」と言い残して、駆け足で登校班に混ざり学校に向かいました。成長したなとしみじみ……。

4月からは息子の環境も変わり、どのように成長していくのか楽しみです。今日は、息子の自信満々の姿を目に焼き付けてきたいと思います。絶対に泣くからハンカチ必須です。ではでは。

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このときの発表のことは、今でも鮮明に覚えています。息子が自信満々で発表したのは「3-1」とか「5+5」といったとても簡単なもの。それでも、息子は指を使わなければ解けません。

家なら私と夫しか見ていないので恥ずかしくないでしょうが、学校でもやって大丈夫なのかなと心配しながら見守りました。やはり、クスクスと笑っている子はいます。でも、きちんと解けたらみんな拍手してくれるんですよね。

決してバカにしてる感じではありませんでした。そして、解き終わった後の息子の自信に満ちた表情を見て「このクラスでお勉強できてよかったね」と思えました。

今も、算数が好きと言っている息子。支援学級でも頑張っています!

息子のために使わせていただきます!