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呪い

娘がはまってたのと、タイミングよくアニメが放映されてたこともあって、昨年正月くらいから、呪術廻戦を見ている。

もっぱらアニメばかりで、コミックの方には手を出さない程度のお付き合いだったのだけど、昨年末の映画上映あたりから、自分の中でホットになってきて、ムビチケ買ったり、クリスマスイブの12月24日をわざわざ狙って座席予約し、娘と楽しんでいる。

「世界は広いのに、気にいるモノってなかなかないな」と思いながら生活してるので、こういう作品に出合えるのは、本当にうれしい。内容が単純に面白い、というだけでなく、いろいろと考えさせられるところがあるのも、四十路を曲がった私には、味わい深く感じられる。

タイトルを見たらわかるように、「呪い」にまつわるストーリーなわけだけども、よく考えてみたら、自分にもいろんな「呪い」がかかってると思う。一番、最初に思い浮かんだのは「逃げるな」という「呪い」だ。

若くして亡くなった、大切な人から言われた言葉で、いまも苦しい時、思い浮かぶ。
亡くなられてから少し時間も経ったせいか、いまとなっては割と冷静に、「まーそうは言っても、逃げた方がいいときもあるよね」と思えるようになっているけど(笑)、それでも、苦しいときには、本当に逃げていい状況なのか、後悔はないか、立ち止まって必ず考えるようになった。

大切な誰かの言葉が「呪い」になるか「願い」になるかって、受け止める側しだいだと思う。「私に期待してくれてありがとう」と心から思うけど、「私の人生だから、どうするかは自分で判断しますね」って、そのくらいの「縛られ感」がいいように感じています。

みなさんにも、なにか「呪い」がかかっていますか?

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