発達障害者のうつ病予防⑨ 死にたい気持ち

非常に有名な方が続けて自殺され、世間で話題になっています。

今回はうつ病からくる希死念慮について話します。


うつ状態が悪化し、自殺を考える段階になると、生きていることが苦痛でしかなくなります。そうなると、よく言われがちな


「生きていればいいことがある」

「生きたくても生きることができない人がいるのだから死ぬべきでない」


といった言葉は自殺を食い止めるばかりか、そんな風に思えない自分は情けないと思わせてしまい自殺を後押ししてしまいます。


こうなったら、気持ちではどうしようもありません。

すぐに精神科を受診してください。

精神科に抵抗があるならば、心療内科でもなんでもいいです。


どうしてもそれが無理ならば、死にたいという気持ちが少しでも薄れるよう、時間が過ぎるのを待つしかありません。

ただ、何もしないでいると死にたいという気持ちに負けてしまい、不意に自殺を試みてしまう可能性もあります。

なので、誰でもいいのでとにかく連絡をしまくって話を聞いてもらう。


話す相手がいない、連絡がつながらないなら、おなかをいっぱいにして寝てください。

お酒はべろんべろんになるので一見良さそうなのですが、自制のタガが外れて自殺してしまうこともあるのでお勧めしません。


寝たいなら頭をボーとさせる糖質をとりまくるのが一番早いです。ケーキとか、おはぎとか最高に眠たくなります。


繰り返しになりますが、死にたくなったら


①病院に行く

②ダメなら時間が過ぎるのをまつ

③眠たくなければ、甘い物を食べまくる

④ひたすら寝る


です。

希死念慮は脳がバグを起こしている状態です。不通の精神状態ではありません。

まずは脳がクールダウンできるよう、脳を強制的にシャットダウンさせてください。

死にたい気持ちは消えませんが、自殺の衝動は一時的に抑えられます。


そして、冷静になったら必ず病院に行ってください。

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