見出し画像

激動の数年間をふりかえる。登り続ける坂道の途中で。

しばらくnoteを書いていなかったのですが、まとまった時間がとれたので書きます。自己紹介としても読んでいただけます。

■目次
・近況報告
・これまでの振り返り
・PRと営業スキルの活かし方
・今思うこと

◎近況報告

まずは近況報告として今のお仕事紹介から。独立して1年と2ヶ月が経ち、現在はPRや企画の事業を中心に、東京と愛媛で約8社をサポートしています。今年6月には自身の事業としてワーケーション事業も始めました。

もともと1年の9割は、東京拠点で活動していたのですが、3月末からはほぼ愛媛で活動を行なっています。(コロナや妻の出産に向けた準備などで)

東京の仕事に支障があるかと思いきや、オンラインでのやりとりや取材が定着したこともあり、今のところほぼ影響はありません。それどころか、東京の仕事を遠隔で新たに受注したりもしました。また、愛媛での活動時間が増えることによって、愛媛の企業とのお仕事も始まりました。

そして、7月には可愛い可愛い第2子が産まれました。

自身の事業として始めたワーケーションも、想像以上に反響をいただいています。今月には日経新聞や産経新聞にもご取材いただき、新たなワーケーション案件も次々と進めています。

こんな感じで、ありがたいことに、めちゃくちゃうまくいっています。余裕がないとだめな僕ですが、やっと、自分が欲しかった余裕を手に入れた上で頑張れています。

と、ここだけ今だけ切り取ると順調に見えるのですが、僕はつい2年前まではパソコンがほとんど使えませんでした。そして、パソコンを持たずに東京に出てきました。

しかも当時は子供が生まれたばかり。妻と生後2ヶ月の娘を愛媛に残す形での上京でした。

上京から今に至るまでを、一度どこかに残しておきたいと思っていたので、簡単にまとめることにします。

◎これまでの振り返り 愛媛時代〜上京

以前のnoteでも書きましたが、高校時時代の僕は陸上競技の100mの選手。筋肉ムキムキで、筋肉の推進力を活かして走るのが得意な選手で、インターハイにも2度出場しました。

あきおムキムキ

この頃は進路のことなどまったく考えてなく、どこかの体育大学にでも入るのかな。くらい適当に考えていました。結局2年生の秋に大きな怪我をしてしまい、ほぼ選手生命が絶たれたので、特に深く考えもせず、卒業後は地元の車屋さんに就職することになります。

今、世界の断絶や格差が話題になっていますが、参考までに入社1年目の手取りは14万円でした。これ、愛媛の高卒の給料だと全然低くないんですよ。普段僕が東京で関わっている方々からすれば、あまり馴染みのない数字だと思っています。当時の僕も、まあこんなものだろうと思っていました。

画像2

それでも仕事自体も楽しくて、僕は営業で入社したのですが、気づけば年間300台近く車を販売することができていました。(多い時は1日で4台販売したこともあります)

3年目以降は徐々に収入も上がってきて、周りから見ても順調なキャリア積んでいるように見えたと思います。でも、僕としてはこの頃から、社内の状況や自分のいる環境に「ん?」と思うようなことが増えていました。それでも当時の僕はすごく狭い世界にいたので、あまり相談する人がいなくて、相談しても理解してもらえないことがほとんどでした。

なので当時は、本を読むことで現実との向き合い方を探る毎日でした。年間200冊近く本を読んでいましたが、
当時すごく刺さったのは以下の3冊。
・「南洲翁遺訓」
・「論語・老師」
・「平成日本のよふけ」

西郷隆盛の「人を相手にせず、天を相手にせよ」という言葉はいまでも常に意識している言葉ですし、老師の陰陽論は当時の僕の悩みをほとんど解決してくれました。平成日本のよふけは、政財界の重鎮を招くトーク番組を書籍化したもの。印象深いのはゲスト2人(けっこうなおじさん)が上場直後を振り返っていたシーンで、この兼ね合いがたまらなくかっこよくて、新たな世界を知るきっかけになりました。

こうして、さまざまな書籍を通して「現状とありたい姿のギャップ」や「今のモヤモヤ」の解決方法に気づいた僕は愛媛をでると決めました。

ただ、当時はすでに結婚をしていたので、そう簡単には行動をおこせる訳ではありませんでした。嫁ブロックなる言葉があるように、世の男性はパートナーに自分の行動を制限されることは多いんですよね。(パートナーにはパートナーの生活があるので当然といえば当然ですが)
実際ブロックされなくとも、それに近い対応や、パートナーとの関係値を考えた上で自分から折れるケースもありますし。

僕の場合は、ずっと打ち明けることができなくてやっと言えたのが新婚旅行でした。「一緒に東京に来て」なんて言っても、絶対断られると思ってたのですが、「いっぱい本読んで勉強したりしてる」「あんたは1度言い出したら聞かない」などと言ってくれ、無事了承を得ることができました。(実際、新婚旅行中にも本を10冊持っていくくらい当時はたくさん読んでいました)

その後、当時の自分にはピッタリだと思った会社が見つかり、晴れて2018年5月に上京しました。

しかし上京したはいいものの、実はこの会社とは色々あり、入社の話は無くなってしまったのですが、それは次回以降のnoteでお話します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?