27 悲しくてやりきれない
「この世界のさらにいくつもの片隅に」を観ました。
2016年の前作「この世界の片隅に」に原作シーンを30分追加しての上映。なんと168分もの上映時間でした。
いや〜〜〜、泣いたね
もともとは主演ののんちゃんが好きで、声をやるということで原作を読んでから前作に挑んだんです。
前作では、戦時中にも生活があり、笑顔があり、明日があったということを知って泣いた。こんな大切なことを知らなかったのかと悔しくもあった。戦争を題材にした作品って、どうしても怒りとか悲しみとか暗く苦しい重いだけ、というイメージがあったんですが、払拭されました。これは原作の力だけど。
劇場アニメ化で色、動き、声がつくと「生命が吹き込まれるってこのことを言うんだな」としみじみ思いました。
2016年は浪人してた年だったんですけど、そのときの記憶が蘇りました。観た後泣きながらパンフレットを買おうとしたら売り切れで、とりあえずキーホルダーだけ買って、その翌週パンフレットを買いにだけ行ったこと。これまたない金叩いて絵コンテ集(私はこれを鈍器と読んでいる)を買ったこと。
心の中にすずさんが住み着いたこと。
幸せ者です。
今年もすずさんに会えました。桜が綺麗だったなぁ。胸に染み渡った。なんども涙が出た。
大好きな作品。
パンフレットはお金がなくて買えなかったけど
、いつか今回の鈍器も買おうかな……(なんと上下に分かれてるそうです)
2019年も良い年でした。2020年はどうかな。
♪コトリンゴ「悲しくてやりきれない」
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