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他人と深く関わるとろくなことがない

この記事は、あっきーの「ビリーフシフト」(LINE通話またはチャットでお話を聞き、ビリーフをちょっとだけズラすアドバイスをするメニュー)の現場記録です。

深く付き合っている友人がいない。少し仲良くなって、なにか一緒に行動するとなると価値観が合わず不快な思いをさせたのではないかと感じて、自分から距離を置いてしまう。それなのに、仲良くしている人たちを見ていると羨ましくも思う。夫婦仲はよく、夫との行動が多い。

過度の一般化がビリーフを生んだ

お話をよく聞くと、どうやら、他人と仲良くできない原因は、義理のお姉さん。義理の姉は白雪姫に出てくる妃(魔法の鏡に「美しいのはだれ」と問いかける)のような人で、身近な人への嫉妬がひどかったそう。その義理の姉(Aさんにとっては他人)の反応が、他人全体に過度の一般化がされ、生まれたビリーフでした。

「他人と仲良くすると、私生活を知られることになる。SNSや会話の端々に。こちらの意図に反して、あらゆることを妬まれしまうから、ろくなことが無い」という思考。

さらに、Aさん自身にも、過度の一般化の認知が入り込み、自分が他人と仲良くなると同じようなこと(嫉妬)をしそうで怖い、だから他人には近寄らない、という三重(さんじゅう)のビリーフになってました。

忘れないように努力している記憶

もうすでに、義理の姉とは疎遠になってしばらく経つのに、そのビリーフが根強く残っていたのは、過去の出来事を何度も思い出しては、感じ直していたからでした。

過去のイヤな出来事は、本当なら忘れてしまえばいい。けれども、Aさんはイヤな出来事を何度も思い出し、思い返しては反芻していた。思い出す行為は、過去の記憶を追体験することだから、新しい経験としてまた記憶してしまう。脳は本当の体験と、イメージの区別がつかない。そうすると、そこにいつも強い関心が向かっていることになり、引き寄せの法則上、また似たようなことが身近で起きる。

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