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「あなたのため」という自分のため

パートナーの健康を思って、食事を作っているのにちっとも手を付けてくれないで、コンビニの総菜を食べていたりする。60代にさしかかり、健康に気を付けなくてはいけないと考えている。お料理がおいしくないのなら、料理教室に行きましょうか、と聞いてみたら「そういうことじゃない」と言われた。食も細くなってきて、心配だ。

ーーーーこんな悩みをうかがいました。

この方は、この話の前に「夫が病にふせったら、私が困る」と言っていました。

冒頭の「悩み事」を翻訳すると、「夫が倒れたら私が困るので、私が困らないために夫の健康を管理したいが、夫が受け入れない」ということでした。

うんうん、と話を聞いて「でもね、Yさん。さっき、『夫が倒れたら私が困る』って言ってましたよ。それ、夫のためじゃなくて、Yさん自身のためよねwww」と伝えたら、「あれっ?」「…そうだ!!そうだわ!!爆笑」となりました。

自分が不利益をこうむらないために、相手を実はコントロールしようと頑張っていたことに気づけました。表向きは、夫の心配をしています。

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