二丁目文芸部、合評会やるってよ!
「新宿二丁目は、よく来るんですかぁ?」
これ、なんとなくの僕がよく口にしているようです。質問しながら、「みんな、国を越境して飲みに来てくれてるみたいだな」と思ったりしてます。日常には仕事などの昼間の生活があって、夜には新宿二丁目がある。この仕切りって、ちょっと特異なことだと思いませんか? 昼夜の時間的な仕切りだけじゃなく、二丁目は物理的にも、概念的にも仕切られています。だって、ここは大通りに挟まれたエリアだし、性におけるマジョリティとマイノリティが逆転しているし。そしてそれら仕切りの内部にあるのは、「われわれだけの秘匿」ではないでしょうか。それは、本来ならば外部には知らされず、ひっそり消えていくべき物語なのですが……。
この物語、書き記してしまおう。文芸の力を使って物語を繋ぎ合わせれば、謎めく「新宿二丁目」の姿が露わになるのではないか。そんな試みであるのが、「二丁目文芸部」です。すでに多くの方にご参加の表明をいただいており、嬉しい限りです。活動はまだ初期段階でして、グランマとあれこれ話しているのですが、すでに決まったことなどお知らせします。
その1、第1回合評会をやります。
・日時 2021年2月28日(日)予定
・課題 エッセイ「私にとっての新宿二丁目(私にとってのA Day In The Life)」
・枚数 原稿用紙3枚
・締切 2021年2月24日(水)
この合評会では、上記のテーマでエッセイを書いていただきたいと思います。一発目ですし、みんなで同じテーマのエッセイを書いて、ワイワイと感想を交換しましょう。自分が文章にしたこと、相手にどう伝わるのか気になりませんか? 他者の読み方を知ることは貴重な経験ですし、文章のスキルアップにも繋がるはずです。書いた課題エッセイは、合評会前までに水曜アデイに持って来てください。こちらは、まだ書きたいことが決まらない方に、自分の書いたものへの感想が欲しい方に、ぜひあなただけの新宿二丁目を書いてみてください。
そして、すでに書きたいものが決まっている方は、そちらを進めていただいて構いません。女性の視点による家族の物語や、○○専の恋愛の物語など、部員より小説のアイデアもうかがっています。
その2、リモート部員を作ります。
・5000円/月
(2021年2月末日までは、5000円でお試し期間です)
リモート部員は、部長とメールにて原稿などのやり取りをいたします。カウンターの中にいながらに、なかなかの口下手である部長ですから(汗)、メールでは安心してサポートできるはず、と思います。いや、顔を見てお話ができるのが一番ではありますが、地方在住やコロナ事情によりアデイへの来店が難しい方に、ぜひご活用ください。イベントには、オンラインでご参加が可能です。12~2月までは、お試しで5000円でご利用いただけます。
さてここまで読んで、胸の内で何かが疼きませんか? そしてあなたはきっと、「自分も書いてみたい!」と思ったはずです。部員は、まだまだ募集をしております。ぜひ、水曜日のアデイにて、その思いをお伝えくださいませ~。
二丁目文芸部
https://twitter.com/2chome_bungei
A Day In The Life
東京都新宿区2-13-16 藤井ビル203
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?