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2-実際、年金っていくら!?
はい!
ということで、今回は厚生年金(会社員の方などが国民年金に上乗せして支払っているやつでしたね)についてお話します!
制度理解の為にざっくりとわかりやすく書きますので、安心してくださいね。
*国民年金は、誰でも同じ額を支払って、誰でも同じ額を受け取る制度でした(一つ前の私のnote参照)。
それに対して、厚生年金は「お給料」の多さに応じて支払う保険料が変わります。 たくさんの給料やボーナスのある人はそれだけたくさん払います。
そして、その金額を会社と折半して支払っています!(国民年金は国と折半していましたよね)
これまたざっくりですが、私、表を作りましたのでまず見てください。
*左側にある「標準報酬」とは、基本給に各種の手当などを加えたものですが、だいたい自分がいくら給料もらっているかで考えてもらっても問題はありません。
*そして、横にはその標準報酬を何年間もらうか(=何年間勤めるか)、を5年単位で記載しております。
(年功序列でお給料は毎年変わるよ〜とか、様々あるとは思いますが、今回は仮にそのお給料がずっと続いたらと仮定して進めてみます)
例えば「20万円の報酬をもらっている人が、25年間勤めた時」に、もらえる厚生年金額は「約33万円/年(=約2万7千円/月)」になりますということです。
そして、これに国民年金の満額(40年しっかり払った場合)が約79万円/年でしたので、33万円と79万円を足して、約112万円/年というのが、僕たちがイメージする「実際にもらえる年金額」です。
20万円の報酬が25年間変わらない人もなかなか居ないでしょうし、会社員などで25年と言わずもう少し長い期間働く人も多いでしょうから、上に書いた金額がある意味で「最低限もらえる年金額」と考えていいかもしれません。
実際の年金の計算は複雑です。
年金機構のサイト(ねんきんネット)で実際の年金額が計算できますので、ちょっと面倒ですが老後が不安だ、、という方は知る価値はあると思います!
ちなみに、平均額って気になりますよね。みんなどれくらいもらってきているのか。
まず国民年金から見ていきましょう。
*国民年金(老齢基礎年金)の平均支給額は、月額で「約55,000円」です!
満額よりも1万円程度低い金額になっているのが平均です。
次に、厚生年金を見てみましょう。
*厚生年金の月額の平均支給額は「約147,000円」です!
男女差が大きくあり、男性が「約166,000円」、女性が「約103,000円」となっています。
上にある表も、この平均額も「ある程度の目安」となりますよね。
年金で月に20万円以上もらうということは国民の平均以上ということになります。
ぜひ今後の生活設計を考える際の参考としてみてください。
「まじか〜そんな年金額じゃ足りないよ〜」という方は、いわゆる3階部分の自助努力が必要になってくるよ、ということですね。
(https://dc.nomura.co.jp/business/knowledge/system.html)
最近よく耳にすると思います。
*つみたてNISA
*iDeco(確定拠出年金)
*民間保険の個人年金 などなど、、、
僕のような「勉強したくないマン」からすると、聞くだけで「やめてくれえええ」となってしまいますが、一緒に頑張りましょう。
しかしながら、NISAなどについては特定商品に触れたりなどあるので、後回しにさせてください。
それでは、今回はここまでです!
*厚生労働省「平成29年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」などを参照
*細かな数字を切り上げたり切り捨てたりしてます。
*本当はものすごく細かい制度設計なので、制度の理解の為にざっくりした説明になってます。
*様々な条件などもありますので、今回のことで興味を持って調べてみてくれるとありがたいです。
*間違っている点などはぜひ教えてください!
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