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こんな週末でいいのだろうかと思ったから休日のVlogを作った話

土日って難しい。
最近、そんなことを思うようになった。

土日は毎週決まった予定があるわけでもないが、予定が入る日もあるため朝の9時から10時は読書、その後の1時間は動画編集なんてスケジュールの組み方もできない。金曜と土曜の夜についつい飲み過ぎてしまい、そもそも土日にきちんと活動できる朝なんてないこともある。あと単純に休日だからゆっくりしたいという欲求が強すぎる。

というわけで予定が無い週末は、油断していると何もしないまま過ぎ去ってしまう。そして月曜日の夜に、週末に何かしたっけ?と思い出そうとしてやめるなんてこともある。ただ本当に何もしないなんてことは無理なわけで、実際は駅の近くまでランチを食べに行ったり、散歩したり、買い物に行ってご飯を作ったりしている。あとは、日曜日の18時にYouTubeに投稿するVlogの編集作業は必ずやっている。

そう。この自分で決めた日曜日18時に必ず動画投稿するルールが厄介なのだ。毎週動画を投稿する生活を続けてもう2年が経過しているのにも関わらず、動画を投稿するだけで有意義な土日を過ごせたと思い込んでしまっている。初めて動画を投稿した時は、動画編集ソフトの使い方が良く分からず、土日で合計10時間近く編集作業をしていたような気もするが、今では日曜日の18時までには必ず動画を完成できることが分かっているから、ダラダラと編集をするようになった。

例えば、全く予定が入っていない週末は、朝から見なくてもいいテレビ番組を眺めながら、CMや番組の合間に動画の字幕を1つ入れて、テレビに飽きたら適当なYouTubeを流しながら編集を続ける。夕方にになり買い物に行ってビールを買い、その日の編集作業は終了。日曜日は、昼ごはんを食べ終えたあたりから焦り出し、18時の公開予約を設定したのが17時過ぎなんて日もあった。

こんな生活でいいのだろうかと思うが、具体的に何をすればいいかも分からない。「時間があるから、いつもより本を読んで、たくさん文章を書こう」と思い立ったところで、受動的なテレビや映画に体が自然と流れてしまう。

生活に変化を与えなければと思って辿りついた答えが、休日のVlogを撮影してYouTubeに投稿することだった。

もともと平日の生活を記録した動画をYouTubeに投稿するようになったのは、動画編集のスキルを習得することと、自宅と職場を往復するだけの生活の中で、少しでも有意義な時間を持つことを目的としていた。そしてVlogを始めてから、映像として残すならきちんとした生活を送りたい気持ちが強くなり、1日の中にある無駄な時間が気になるようになっていた。休日の過ごし方を改善するには、Vlogが最も効率的で効果のある手法だった。

こうして今日の1日を撮影すること決心し、土曜日の朝を迎えた。

平日より少しだけ早く7時前に起床し、ランニングへ。

帰ってきてシャワーを浴びて、最寄りのスタバへ移動。

8時30分くらいから10時30分まで読書をして、帰宅。

早めにお昼ご飯を食べて、12時30分から動画編集を開始。

14時前に動画編集が終了して……。という感じの1日になった。

午前中だけでも行動量が違いすぎる。何よりも、集中して作業することで動画編集が早く終わらせられることを実感できたことが良かった。誰かに見せる前提で1日を動画で記録するだけで、こんなにも行動が変わるのか。改めて自分は監視されないとすぐにだらけてしまうタイプの人間だということを痛感した。

さて、あとは休日のVlogをどれだけ撮影するかが問題だ。毎週やろうとしても編集が間に合わなくなるから挫折するだろうし、月に1回だと少ない気もする。何もしない1日だって必要だ。継続できるように、とりあえず月に1回から始めてみるにしよう。来年はまた違った景色がみえるようになったらいいな。


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