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240803.SAT~240809.FRI

週末はハニ定例という同業者の人たちのパーティに呼ばれて参加。X(旧Twitter)経由という事もあって、名札がXのアカウント名。匿名アカウントの人も多いSNSだから、相互フォローだった人と何人も初めて顔を合わせた(僕は実名顔出しなので向こうは初めから知ってるけれど…)。当たり前だけれど一つ一つのSNSアカウントの先には生身の人間がいることを妙に実感した。

Lビルは内装解体と補強工事が終わったので、現地で補強されたスケルトンの状況を見ながら仕上げの方針を施主と議論。施主の性格上、どうしても表層の装飾をデザインしたがるんだけれど、そうではなく建築デザインとして成立するように何とか持っていきたいところ。

Sビルは基本設計の図面をまとめて、概算見積もりを依頼した施工会社に現地で図面を説明。良い感じの見積もりと工程にまとまると良いんだけれど、どう出るか。同時並行で、セキュリティの内容が若干変わるので、警備会社に来てもらって警備工事の見積もりを依頼。これでおおよその事業方針が見えてくることになる。

Aビルは現場定例をこなして、施工会社がまとめたここまでの工事費の増減をクライアントに説明。更地から取り掛かる新築とは違って、仕上げを剥がしたら色々と増減の要素が出てくるのが再生の難しいところ。色んなプロジェクトで現場も佳境に入った段階で「ついでに●●もできますか?」とクライアントから軽いノリの相談を受けるのだけれど、仕上げや納まりを最終決定したり、色んな検査や届出があったりして、たいていは僕たちも施工者も目の前の対応でパンパンだ。設計の内容から再検証して現場に金額を提示してもらう(増額は時価なので高額になりやすい)手間はなかなか大変だったり。

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