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なぜアナウンススクールを開校したのか

さて、これを読んでくださる方はまず「この人何者だろう」と思われる事でしょう。
初回にも書きましたように、19年間アナウンススクールを運営していたのですが、このスクールは、夫であるフリーアナウンサーが校長を務めていました。
放送局アナウンサーとして23年会社員をしていた夫は、ある番組のキャスターにと請われて、フリーランスのアナウンサーとなりました。
フリーランスになった時に、どうしても叶えたい夢がある、と。
それがアナウンススクールを作って、地方からでもアナウンサーを目指す人の力になりたい!というものでした。
しかし、フリーランスになってからの10数年間は、レギュラーのテレビ番組のほか、野球実況の仕事や、ラジオの生ワイド、そして特番と、ほぼ休みのない毎日。
有難いほどの仕事に恵まれましたが、その分、せっかく作ったアナウンススクールを1人でできるはずもありません。
そんなわけで、信頼できる協力者にお願いし、講師を務めていただき、いろんなジャンルの喋りを伝えていこう!と、そんなスクールを作ったのです。
そして運営は、妻である私に一任されました。
私自身は、アナウンサーをしていたわけではなかったのですが、宮崎の放送局でラジオ制作の仕事をしていました。
夫とは同期入社で、後に結婚したというわけです。
で、放送局の仕事、アナウンサーの仕事が一応わかる人間として、受講生のフォローをして欲しいという事で、他の先生方同様、協力してやっていくことになったわけです。
それから19年間、事務局として、また講師として、個人面談やカウンセリングを、休む事なく続けてきました。
内定!という結果が出るたびに、夫と祝杯をあげるのが何よりも楽しみでした。
そして、この度、スクールの運営をありがたいことに引き継いで行きたいと言ってくれる卒業生に恵まれて、心置きなく運営から退いたのです。

これからは、これまでの経験をもとに、少しでも誰かの役に立つことを書いていきたい!と力が湧いています。
改めてどうぞ宜しくお願いします!

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