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酵素ジュース作りに白砂糖を使う理由①〜白砂糖について〜

こんにちは。
Raw & vegan food therapistのAkkoです。
柑橘が美味しい季節ですね。
私は冬の間に、美味しい柑橘を使って酵素ジュースを仕込みます。
この冬は、無農薬レモンと無農薬甘夏の酵素ジュースをそれぞれ仕込みました。
食材をカットしていると、柑橘のいい香りが漂って
とても癒されます。
仕込んでから、約3ヶ月で出来上がります。
今から楽しみです。

酵素ジュースの材料は、生の果物や野菜と白砂糖です。
私は普段、白砂糖は使わない生活をしていますが、酵素ジュースとコンブチャの仕込みには白砂糖を使います。

生徒さんから、
『なぜ酵素ジュースには白砂糖を使うのですか?』
という質問をよくいただきます。

そこで、今回は白砂糖について
⚫︎白砂糖とはどのようなものか、人体にどのような影響があるのか
⚫︎酵素ジュースになぜ白砂糖を使うのか
という内容で2回の記事に分けて解説していきます。


✳︎白砂糖について
砂糖の原料は次の3つに分類されます。
・サトウキビ
・ビート
・サトウモロコシ
白砂糖として製品化するには、上記原料の植物の茎を砕き、圧縮して甘い汁を搾り取り、さらにそれを何度も精製して純粋な白い結晶にします。
白砂糖は精製過程でビタミンやミネラルなどの微量栄養素が失われてしまうため、酸性食品になります。
人体は基本的に弱アルカリ性なので、酸性食品である白砂糖が大量に体内に入ると、中和するために人体のミネラル分が使われます。この時、最も多く消費されるのが、カルシウムです。白砂糖にはカルシウムが殆ど含まれていないので、必要なカルシウムは体内な骨や歯を溶かして供給されます。これが甘いものを摂ると虫歯になったり骨が弱くなると言われる理由です。

白砂糖の主成分ショ糖は腸内の悪玉菌の直接の餌になります。ショ糖は果糖とブドウ糖が結びついて出来たものです。果糖やブドウ糖は、単独では優れた栄養素ですが、この2つが結びつくと悪玉になってしまい、胃酸や消化酵素が働きかけてもなかなか分解されません。胃中や腸でも切り離すのに時間がかかり、消化不良になってしまうことが多いのです。消化には炭水化物分解酵素が大量に消費されます。それでも消化されず残ったショ糖は、胃でも小腸でも大腸でも、真菌や悪玉菌やウイルスなどの餌となってしまいます。

このように悪玉菌が増えることで、全身の自衛組織である白血球が悪玉菌を退治しにかかります。そして悪玉菌と戦った後の白血球の死骸からは活性酸素が生み出されてしまいます。
この活性酸素が臓器に損傷を与え、様々な病気を引き起こす原因となります。

白砂糖が人体に与える悪影響について書きましたが、それではなぜ白砂糖を酵素ジュースの基材として使うのかを次回の記事に書いていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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