2022/03/12

応援歌って好きだ。

迷ったとき、躓いたとき。
それから何かと立ち向かわないといけないとき。
少しだけ、自分の心と体に鞭を入れることができる。

両手で、両側のほっぺを「ペチン」と叩く感じ。
試験場で緊張をほぐしたり、気持ちを切り替えたり、あるいは覚悟を決めるとか。

でも、応援歌ではどうにもならないこともある。
当たり前だけど、万能ではない。
人それぞれに辛かったり苦しかったりすることは、たくさんあるから。

巷にあふれる応援歌のほとんどは、当然のように未来に目を向けられる人に、躓いたときに少し前向きにしてくれるものが多いのかも。

どうしても前を向けず、その場にいることについてさえ、その意味を考えこんでしまうような人に少しでも安らぎや慰めを伝えることができる、そういう歌があってもいいのかもって思う。

あまりにも個別具体的過ぎて、難しいのかもしれないけど。