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小学生国語の実力を向上する

小学5年生の子どもに国語を教えてます。
国語の実力を向上するために効果があると実感したものを記載します。

前提として、
国語の問題は、
1.知識を問う問題
2.問題作成者の指示に従う問題
3.文章の意味を問う問題
に分類されることを理解することです。

1.知識を問う問題は、ただ暗記するのみです。
暗記は、量です。
質を求めず、ひたすら量をこなすことです。
良いなと思う暗記の仕方は、
通学時に暗記する言葉を印刷した紙を持って、
喋りながら暗記することです。

2.問題作成者の指示に従う問題も、ただルールを暗記するのみです。
主語と述語はどれか?この言葉はどういう意味か?指示語の意味は何か?などです。
これも、ひたすら量をこなしながら、ルールを頭に叩き込むことです。
ルールを体系的に教えるのは親の役目かなと思います。

ここまでの
1.と2.に国語センスは必要としてません。
ただただ、暗記とルールの暗記をするだけです。

3.文章の意味を問う問題は、ひとことで言うと難しい問題です。
作者が言いたかったことは何か?主人公はどんな気持ちか?などです。
この問題は、文章の内容を正確に理解している必要があります。
これこそ、読解力が求められます。
最も効果的に読解力を身につけるには、子どもと一緒に文章問題を読むことです。
「これはどういう意味かな?」
「これはどうしてこう考えた?」
と逐次親が解説してあげることです。
子どもは、疑問と納得を繰り返すことで、読解力を身に着けます。

私が実践してきた経験則から、
子どもの国語の実力を向上するには、
喋りながら暗記することを教える。
国語のルールを体系的に教える。
文章問題を一緒に読む。
この3点セットです。