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5大がん検診

5大がん検診は、
肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんの5つです。
大腸内視鏡検査や胃内視鏡検査は、
消化器科で検査することができます。

1.肺がん検診
肺がん検診は、問診票から始まります。
喫煙指数が高い方は、喀痰検査が追加されます。
喀痰検査とは、痰を顕微鏡で観察する検査です。
肺がんがあると痰の中にもがん細胞が混じって出てくることがあります。
肺がんは胸部レントゲン写真で検査します。
しかし、心臓、背中、肋骨の影で、肺がんが見落とされることがあります。
そのため、角度を変えて2枚以上撮影することが望ましい検査です。
肺がんは大腸がんに次いで2番目に多いがんです。
よって、CTを用いた検査で、レントゲン写真よりも精緻に検査することも可能です。

2.胃がん検診
胃がん検診は、バリウム検査と内視鏡検査の2つがあります。
バリウム検査は、値段が安く、健康診断でも行われます。
バリウムを飲んで、X線で撮影をします。
バリウムは鉄であるため、終わったら下剤で体の外へ出します。
内視鏡は、口または鼻から入れます。
人によっては苦しい思いをするようです。
胃がんの発見率は、内視鏡がバリウムの2.5倍と言われてます。
しかも、内視鏡検査は、食道や十二指腸も同時に診てくれます。

3.大腸がん検診
大腸がん検診は、便潜血検査と内視鏡検査の2つがあります。
便潜血検査は、がんや大きなポリープがあると、その表面から出血します。
便潜血検査の陽性者が内視鏡検査を進められます。
内視鏡検査はがん化するかもしれないポリープを見つけることができます。

4.乳がん検診
乳がん検診は、X線検査です。
X線検査は、がんが乳腺の影に隠れてしまうことがあります。
よって、超音波検査も追加で行うことがあります。
乳がんは早期に発見できればほどんどのひとが治りますが、
女性のがんのなかでトップの罹患率です。

5.子宮がん検診
子宮がん検診は、問診票と細胞診です。
子宮頸部に専門器具を入れて、表面の細胞を採取して顕微鏡で調べます。
子宮頸がんはHPVワクチンによって、発病リスクを6-7割減らすことができます。
子宮がんは女性のがん死亡の8位です。

5大がん検診以外も、
ほぼ全身の15種類のがんのリスクを検査する方法があります。
ステージ0の超早期の段階から86.3%の確度で尿で検査します。
大腸、胃、肺、乳、子宮、膵臓、肝臓、前立腺、食道、
卵巣、胆管、胆のう、腎臓、膀胱、口腔・咽頭、
15種類のがんを自宅で尿をとるだけで検査がN-NOSEというものでできます。

がん検診に興味を持ち、もしもの場合に備えた早期発見を心がけたいと思います。