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ケインズ経済学

ケインズ経済学のは不況時に、
財政出動を通じて、
需要を拡大することを唱えた経済学です。
目的は、
完全雇用です。
政府による財政政策により、
有効需要を拡大する政策を唱えてます。
ケインズ経済学の誤りは、
財政政策に主軸を置いている点です。
完全雇用に関与する
最も効き目のある打ち手は、
金融政策のマネタリーベース量です。
貨幣数量説から、
貨幣数量によって、
インフレを制御する施策です。
インフレ率と失業率はフィリップス曲線から相関があるからです。
その次に効果のある打ち手が、
財政政策です。
金融政策は、マネタリーベース量のみでなく、
期待インフレ率を誘導する必要性もあります。
ケインズ経済学は大きな政府、
新自由主義は小さな政府。
規制緩和を主張して、
自己責任論で政府が関与しない立場が新自由主義の主張です。
経済学は論点がずれるときがありますが、
完全雇用をターゲットにした
優先する打ち手は、
金融緩和ということです。