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行動を変えるデザイン

行動変容をどうモデル化すれば良いかと悩んでいたときに出会った、
行動を変えるデザインという本、
素敵な出会いでした。
内容を読めば読むほど、なるほど、と。
この本を教科書にプロダクトデザインをしていけば良いと思えた出会いでした。
内容をまとめます。
行動変容デザインには4つの段階がある。
1.心の働きが行動の決定にどう作用するのか、またそれが行動の変化にどう関係するかを理解する。
2.企業やユーザーの目標を踏まえて、変えるべき行動を探索する。
3.設定した行動に向けて、プロダクトをデザインする。
4.慎重な測定と分析に基づいて、プロダクトの効果を改善する。

1.行動を理解する、
行動にとりかかるには、5つの前提条件がすべて同時に整っていなければならない。
その前提条件とは、
キュー(Cue)、
反応(Reaction)、
評価(Evaluation)、
アビリティ(Ability)、
タイミング(Timing)である。
行動を作りだす(Execute)前提条件であることから
CREATEと呼ぶ。
CREATEアクションファネルと呼び、
ターゲット顧客が離脱せずに行動を実行するため、
5つの条件をクリアしなければならない。
5つの条件とは、
キューは、外的要因と内的要因に気づくこと、
反応は、肯定的な反応、
評価は、費用<効果、
アビリティは、今億劫なくできること、
タイミングは、今でしょ。
この条件をクリアして、
行動を実行する。
行動を習慣化するためには、
キューからルーティーンを引き起こし、
リワードをもたらし、
再度キューに結び付けるループである。