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健康的な生活を気にしている方ならおそらくご存じの、あすけん
私も何年も前から存在を知っていましたが、「記録系は続かないのよね…」と敬遠していました。でも最近色々チャレンジする中で、同じことでも挑戦するタイミングや心境が違えば、結果が違ってくるということを実感していたので、「今の私だったらできるかもしれない、最悪続かなくても失うものは何もない」と思い、アプリを入れました。そして、なんとなんと3週間毎日記録できました!しかも、頑張った感はなくて、とても楽しく自然に続けられたのです。この記事ではあすけんがどう役立っているか、どんな効果を実感しているかをまとめます。

きっかけは突然下がったコレステロール値

私は甲状腺の持病があり、3ヵ月ごとに血液検査を受けています。甲状腺の数値とともにいつもコレステロール値も検査するのですが、今年の1月、いつも 190 くらいだった総コレステロール値が、急に 168 に下がっていたのです!でも理由がすぐに思いつかず「何ででしょうね…」と言うと、主治医が「なんとなく下がった数値は、なんとなく上がるもんだよ」と一言。せっかく下がったのだからキープしたい思い、食事記録をつけることにしたのです。冒頭の通り、続くか自信がなかったのですが、あすけんでの記録を始めてみました。

ちなみにコレステロール値が下がった理由は、おそらく年末から始めた緩いグルテンフリー生活でした。パンや小麦粉のお菓子を控えていたので、自然と脂質が抑えられてコレステロール値の低下につながったのだと思います。

PFCバランスを確認できる「あす筋ボディメイクコース」を選択

最初の1週間の無料体験で「あす筋肉ボディメイクコース」を選びましたが、これがすごくよかった。PFC(タンパク質、脂質、炭水化物)バランスの観点からアドバイスが得られるので、日々の食事選びがすごく楽になったことを実感したのです。タンパク質、脂質、炭水化物をあとどれくらい摂取すればいいかが一目で分かるので、自然と食べるものを選ぶようになりました。無料版でも十分だとも考えましたが、本1冊の値段で半年間栄養士のアドバイスが受けられるなら、十分元が取れると思い課金することにしました。

献立を考えるのが楽に

夕飯のメニューを決めるのがすごく面倒でストレスに感じていたのですが、あすけんが足りない栄養を補うために色々な食材を提案してくれるので、それをヒントにメニューを考えられるようになり、ストレスが軽減されています。今日であればビタミンAが不足しているので夕飯は野菜中心に、デザートにオレンジを食べよう、と言った感じです。日頃からカルシウムも不足しがちだと分かり、味噌汁の出汁ににぼしを使ってそのまま食べたり、小魚のスナックを買い置きしたりするようになりました。かぼちゃの種はビタミンやミネラルが豊富と知り、おやつに食べるようになりました。

脂質にフォーカスする

PFCの中で一番調整に苦労しているのが、脂質です。普通に食べているとすぐに許容量をオーバーしてしまうので、なんとか適正範囲に抑えようと日々試行錯誤。脂質が適正範囲であれば、おそらく次の血液検査でもコレステロール値を低く保つことができているはず…。この試行錯誤をなんだか楽しくできているのが、不思議です。前は「やせるためにケーキやお菓子は控えよう」と我慢して我慢して、どうしても食べたくなってドカ食いしていたのですが、今は「脂質が1日46gまでなら、お菓子も美味しく食べればいい」という感じでストレスなく自然と食べ過ぎを控えられています。

例えば私の大好物、ロッテのチョコパイ。以前はファミリーパックを買っては1度に2~3個食べてしまい、罪悪感と羞恥心でいっぱいで自分を責めていました(今思えば、甘いものに走ってしまう原因を分析して、そこに適切に対処する必要があったのですが…これはまた別の話)。だからなるべく目に入らないようにして、避けていたのです。今は先週買った6個パックのチョコパイプレミアム<贅沢いちご>がまだ3個、冷蔵庫に残っています。これ、1つ 171 kcal、脂質は 9.7g です。朝食べたら、昼夜は揚げ物やパスタ(ソースは脂質が多くなりがち)ではなく、具沢山味噌汁をメインにあっさりとした和食にすると、適正範囲に収めることができます。あすけん前はぼんやりと「健康的にバランスよく食べなきゃ、甘いものはダメダメ」と思っていたのが、もっと焦点を絞って、具体的に考えられるようになっています。

実は前は「コレステロールなんで高いのかなぁ。そんなに脂っこいもの食べてないのに…」と思っていたのです。でもあすけんを3週間続けて、毎日無意識に食べているものにたくさん脂質が含まれていただけという、当たり前の事実に気づけました。数値化されたことで逃れようのない事実を突きつけられた感じです。

栄養成分を細かく見るようになった

PFCバランスを意識するなかで、食品の栄養成分のカロリー以外の項目も、しっかり見るようになりました。今日スーパーで見かけたロッテの限定商品カスタードケーキ<キャラメル&生クリーム>は脂質 6.6g で、チョコパイよりだいぶ低い。次はこっちにしようかな、と思いました。コメダのコーヒーフレッシュは1食あたり脂質 5g ほど。同じく、スタバのショートラテも脂質は 5g です。そのためカフェの飲み物はなるべくブラックやストレートでいただこう、と無理なく調整できています。

ちなみに健康的な食生活のためには市販のお菓子はなるべく避けた方がいいとは思うのですが、何でも食べ過ぎなければOKだと思ってやっています。季節限定のお菓子や新商品は見ていて楽しいし、毎日のちょっとしたウキウキ感を大事にしたいからです。

ケーキは月に1回、心から味わう

脂質を適正範囲に抑えるためには、シュークリームやフィナンシェなど日常的に食べていたコンビニスイーツは諦めなければいけません。これも今のところ手を出さずにいられています。なんというか、根っからの甘党の私は、もう人生で十分な数のコンビニシュークリームを食べた自信があるのです。今後もシュークリームの味は大きく変わることはありませんし、食べる時の幸せってほんの一瞬で(それが必要な時もあるのですが)今の私には必要ないなと腹落ちしたのです。

でも甘いものは大好きですので、何か食べたい時は和菓子にしたり、ナッツやフルーツを食べるようにしています。そして月に1度、ケーキを食べに行く時間をスケジュールすることにしました。どのお店でどのケーキを食べるかは、1ヵ月間真剣に考えています。そして食べる時は罪悪感なく、真剣にケーキに向き合い、堪能します。

40年生きてきてやっと、食べ物とのヘルシーな関係を築けている

言ってもまだ1ヵ月も経っていないので、何かの拍子に以前の食生活に戻る可能性もあります。それでも 40 年生きていて、今が一番食べ物と健全な関係を持てているという実感があります。「脂質」にフォーカスすることで全体的なカロリーも抑えることができているし、あれはダメ、これはダメ、と禁止事項に縛られることもないのですごくリラックスして取り組めているのです。

7月の血液検査でのコレステロール値がどうなっているか…こちらはちゃんと報告しますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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