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8月ワークショップへの意気込み、その先がちらっと

今日は一週間後に迫ったワークショップの試演会でした。

お手伝いしてくれる演劇仲間と一緒に3時間動いてみました。
メニューは、シアターゲームで体を温めてから、参加者から募ったエピソードをみんなで聞いて、味わって、再現してみる、をやります。
実際に動くといろんなことが見えてくる。オンラインで学んだシアターゲームをリアルでやると、なんとなく物足りなかったり
エピソードの再現コーナーでテーマを決めて挑んだら、なかなかそこにはまらない人がいたり

ただでさえ、演劇って謎なものだし、
できるだけ「敷居低く、間口広く」したい。
特に再現コーナーでは、テーマは自由です!というのもやりにくいのでは?と思い、テーマを設定中です。これならできるかなというラインで、できれば参加者ご自身のことを題材にできたらいいと思っています。
話してもいいかなーと思っていただける空気づくりにかかっている。
究極的には、来てくださった方に合わせてカスタマイズしたい。

最終的には、
ゴッコ遊びを使った再現から「そうかー」という気づき
ぜひ体験していただきたい。
こちら側の力量もあるのですが、自分を客観的にみるだけで、何かしらの気づきを得ることができると思っています。「演じること」「見ること」にそういうパワーがあることを確信している。もっとこうだったかな、そういえばああいうこともあったなと、思いめぐらせることも含めて、ご本人にとってすごく劇的で心動く瞬間ではないかなと思う。

でも、そういう気づきを求めている人ってどこにいるんだろう?

キャリアを反芻している人。次を考えて自己理解を進めている人。
成長したい人。次のステップに行きたい人。
ちくちくする思い出がある人。

うーん私?みたいな人?

そういう方にご提案差し上げて、ちょっとでも面白そうと思ってもらえたら本当にうれしい。

そして、やらんとすることを具体的にお示しできたらもっといいよなと思う。まずは、このワークショップでやる方法で私自身をネタにして見ていただくのはどうかな。具体的に作品にして観に来てもらう。許容範囲広いなーと安心してもらったうえでワークショップに足を運んでいただく。

普通はまず作品があって、次にそのメソッドをご紹介するワークショップという順番が多いと思うので、その逆だね。
私自身こういったワークショップに参加して、先に進むことができたので、もしご自身の話を人前でするのに抵抗がなかったら、どこかで受けてみて!何か見えるものがあるよと心の底から思う。

こちら私が衝撃を受けたワークショップの記事であります。
こんな風にできるようになりたい!

このワークショップは、自分と参加者で一緒になって、自分の象徴的なエピソードを再現することで、言語化・主観・客観・受容・共感を一気に体験する。温かい場所で他人からのフィードバックももらえて、時には悲劇のヒロイン(主観)がコメディエンヌ(客観)だったことを目撃する(逆もしかり)ダイナミックな試みである。ポイントは、エピソードを演じるという役割が役者さんの練習の場でもある点。

肝心なのは、こちらが許容度を全身で示すことと、お話してくださった方へのスーパーリスペクトだと思う。もう話を聞くことに全身全霊、だと思っている。私の経験だと、思い切ってお話した内容を一生懸命聞いてくれて、一緒に考えてもらって、率直な感想をいってもらって、どう思う?って全員で温かい場を作ってくれたことが超救いなのです。
そこは確実にやる。そこができないと成立しない。先日取得したキャリアコンサルタントでの傾聴の練習も、このワークショップのためにやってきたんじゃないかと思っているくらいです。
そのうえで、本当はもっとこんな感じ?とか、もしもこうだったら?とか、参加者がその過去と向き合いやすくするための調整をする。主観を増幅させる、動線を整理する、その時は言えなかった言葉を投入する。

で、そういうときに
「演劇的な面白さが見えちゃったらどうする?」

演劇的な面白さとは、多少エピソードとは乖離しつつも、そのシーンを「みせもの」と捉えた時に立ち上がってくるもの。
私、その面白さも大好きなんです。台本どおりにやってみたが思った通りにならなかったときの発見のようなもの。役者のときはそちらを積極的に取りに行くタイプです。今回のワークショップではそこは本来ではない。ノイズになるケースが多いと思うので肝に銘じようと思いました。

ただ、みえてしまった演劇的な面白さは、しっかり目に焼き付け、糧にしたいと思った。

私の転職てんやわんやという恰好のエピソードがあるので、
再現の面白さも、演劇的な面白さもごちゃまぜにして、
転んでもただでは起きないわよ!の精神を公演で示して、
共感してくれる方がいたら、ワークショップで一緒に体験する。
そんなサイクル、どうかなー。

中学からいままで30本くらい芝居に関わってきたのだけど、あと何本いけるだろう。年間2本なら10年で20本。10年後はアラフィフ。70歳まで100本いけないジャン!死ぬまでに何本できるかな。って考えたら、「脚本かけないよー」なんていってる場合じゃないかもしれん。

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1Dayワークショップ
「はじめてのインプロ」

■場所:上野小劇場 
■日時:
8/24(土)13時~15時(終了後、懇親会あり)
8/25(日)10時~12時(終了後、懇親会あり)
■参加費:2,000円(モニター価格)
■お申込み:こちら

インプロは入口。もっといいタイトルないかなあ・・・


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