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上山田温泉 亀谷本店

8月上旬、青春18きっぷの旅とは別に長野県・上山田温泉に行ってきました。
ご存じのとおり、お金はないけど温泉に行きたい派なので、安く楽しむ方法をつねに模索しているわけですが、今回は新宿ー小諸間で高速バスを使うことにしました。新幹線を使うと片道8000円ぐらいかかるのですが、バスを利用すると往復で8000円ぐらいになります。
小諸まではそんなに遠くないし、人気路線じゃないから空いているはず、楽勝~!と思っていたら、事故渋滞に巻き込まれました…涙
高速バスはけっこう使っていて、これまで事故渋滞にあったことがなかったのですが、ここ2回立て続けです…。おかげで到着が1時間半ほど遅れ、予定していた電車の2本後になってしまいました。
旅館に着くのが午後5時ぐらいになりそうだったので、時間短縮のため、小諸駅近くのツルヤスーパーで夕飯を買い込み、しなの鉄道で小諸ー戸倉を移動。戸倉から上山田温泉までは徒歩30分ぐらいですが、暑いし、時間が押したので送迎を頼みました(ありがとうございます!)
今回は1泊だし、旅館のまわりにコンビニやレストランも充実しているので、素泊まりを予約していました(2食付きだと「温泉時間が減る」と思ってしまうタイプ)。
亀谷本店は30種類のドリンクが無料!を売りにしている旅館で、さっそくコーヒー(ベンディングマシーンでドトールコーヒーが飲める)をいただいて休憩。ちょっと落ち着いたころに温泉に行ったら独泉でした~!(ちょうど夕ご飯時だった)
40室ちかく客室があるのに、いつでもほぼ独泉だったのは予約制の貸切風呂が4つあったり、温泉付き客室があったせいかも。他のお客さんとバッティングしたのは午前4時のときだけでした(っていうか、なんでそんな時間に風呂入ってるんだよ!とお互い思ったことでしょう)
温泉は硫黄臭なんですが、なんかかなり臭くて、はじめて温泉行った子供とかビックリするだろうな~。見た目は無色透明でけっこう普通なんですが、匂いが独特でハマりました。
ひとっぷろ浴びて、ツルヤのかつ丼(安いのに美味しかった)を食べて、夜のお散歩。とはいえ、「熊が出たらどうしよう」と不安になり、近くのコンビニで地ビールを買ってすぐに帰りました(ちなみにコンビニの敷地内に足湯があります)。
ビールのお供は、吉田修一の『悪人』。書かれた時代もあるのかもしれないけど、ちょっと女性の書き方が……というところはありました。令和の女性なら「出てきたら会おうぜ」と言って、さっさと警察に連れて行ったと思います。
翌朝は前述のとおり、午前4時に温泉入って、そのあと午前6時に貸切風呂に入りました。

貸切露天風呂


そのあと、ツルヤで買ってきたパンを食べて(味はまあまあだけど、めちゃくちゃ安いので騙されたと思って買ってみて)、最後にもうひとっぷろ浴びてチェックアウト。
帰りも戸倉駅まで送っていただきました。電車が来るまでしばらく時間があったので待合室に行くと、なんか白く煙っている……!見ると、待合室に「間違いなく美味い」って感じのお店が入っているではないですか。

絶対美味しいはず


次回来たときはここでおつまみを買って部屋でビールを飲むんだ!と決意し、電車に乗り込みました。
小諸に着いて気になっていたお店に寄りました。
まだプレオープンなんですが、NOVELSという書店だった建物を改装して、ホステル+本屋+カフェになるそうで。本はVALUEBOOKSさんと提携しているらしく、上田のNABOっぽい選書でした。1冊本を買って、駅前の「E’cuve こもろ」へ。この日はお祭りがあって、通常メニューとちょっと違っていたらしいのですが、お店の雰囲気も良く、ワインも美味しかったです。
(ここだけの話ですが、山梨より長野のワインのほうが美味しくないですか?ブドウジュースみたいな長野ワインに最近ハマっています)

NOVELSで買った本とともに


小諸は有名な蕎麦店「草笛」の本店があるし、いろいろ面白そうなんですよね。「中棚荘」に泊まりたいし、上山田温泉も再訪したいので、ちょっと時間を取って散策したい街だなと思いました。















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