二十四節気ヨガ「小暑 温風至」

今日は七夕ですね。
こちらは昨日の夕方、激しい雷雨があり、熱気が充満した大地も少しのクールダウン、涼を感じる風が心地よい夜でしたが、
今朝は朝から容赦なく太陽の光が照りつけ、危険な暑さが再び戻ってきました。

暦は小暑、七十二港では温風至(あつかぜいたる)
暖かい風が吹いてくるということですが、
今の日本、いや、世界中が温暖化で熱風が吹き荒れると言った方が良いのかもしれません。
暑いから冷房を入れるのは仕方のないことですが、室外機からの熱風で街がヒートアイランドと化して、ますます暑いので冷房の温度を下げる、悪循環ですが仕方のないこととなってしまっています。
打ち水、風鈴、うちわ、縁側でスイカを食べる、なんていう夏の風物詩は見られなくなっていくのでしょうか・・

梅雨明け前の激しい天候の変化、猛暑、高温多湿の不快感は自律神経の働きを乱します。
自律神経は交感神経・副交感神経に分かれ、二つがバランスよく切り替わりながら働くことで体のバランスを保っています。
日中、仕事をしている時は交感神経が優位になり、夜のくつろぎの時間には副交感神経が優位になって体をリラックスさせ休めますが、
体の機能が追いつかないような今のような気候の下では、夜もリラックスできず不眠症になったり、食欲不振になったり、汗のかきすぎで体内のバランスが崩れたり、体温調節機能が乱れたり、色々な不調が出やすくなっています。

オフィスで仕事中にも、家事の合間にも、どこでも気軽にできる
自律神経のバランスを整える効果があるツボを使ったポーズをご紹介します。
手首の周りにある
・大陵(厥陰心包経)
・陽池(少陽三焦経)
・神門(少陰心経)
は自律神経を整える効果があります。
手首を掴んだまま手をぶらぶらさせたり、
手首のツボを包み込むようにして側屈のポーズをしてみましょう。

・安楽座、椅子に座る、立位、いずれかのポジションで背筋を伸ばす
・手を上げて手首のツボを包み込むように掴む
・吐く呼吸と共に真横に伸びるように倒す
・深く3呼吸行う

まだ梅雨明け前、夏はまだまだこれからが本番です。
自律神経を整えて乗り切っていきましょう。

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