着こなしもデザインも欲張りに学ぶ、雑誌のたのしい読み方
ひさびさに雑誌を買いました。
今回の特集がベージュ、ネイビー、ホワイトをベースとした着こなしスタイルについてまとめられていたので、今後のコーディネートの参考にするためです。
それと、もう一つ理由があります。
インスタグラムやブログの世界観を好きな雑誌のデザインのようにしたい。
レイアウトや手書き文字の入れ方、またファッジの世界観がすきな人に伝わる・刺さる表現やキーワードは何かを知りたかったからです。
読んだあとの目的を決める
たくさんある雑誌の中でわたしがファッジを選んだのは「その人個人のスタイル」に寄り添う服との付き合い方と楽しみ方を提案してくれる雑誌であるからです。
わたしが発信したい内容も、押し付けではなくあくまでヒント、受け取る人が気軽に取捨選択できるようなものでありたいと思っているため、学ぶための教科書として買いました。
つまり雑誌を読んだあと
・自分の着こなしの幅を広げる
・それをどう発信するかのデザインのヒントをつかむ
この二つのゴールがあります。
ゴールを設定するというのは高校のときにある人から、表紙と目次を眺めて「自分が読む前にどんな悩みや問題があってその本をとったのか、また読み終わったあとにどんな自分になりたいのか」を考えておくと気づく幅がぐんと広がるよ、と教えてもらってからの習慣になりました。
雑誌の読み方
1.まずは通読する
まずはメモも付箋ももたず、最初から最後までバーっと目を通します。
どんな特集、ページ構成になってるのかをつかみます
2.2回目の読みで自分がやってみたいコーディネートとその理由を考える
たくさんある中でこれ可愛い、と思ったコーディネートが載った頁に付箋をつけ自分のクローゼットの中身と照らし合わせます。
再現可能だから可愛いと思ったのか、持ってないけどやってみたいコーディネートなのかを考えて
ノートにそのコーディネートを叶えるための足りないアイテムを書き出していきます。
リスト化したら、4段階で分類します
×→持ってるアイテムで代替できる、そもそも要らない
△→検討
○→買い足してもいいかも
◎→年間予算に組み込む
このリストは次々と変わっていくので、リストができた時点では買わずに2年ほど洋服について相談している方に相談して購入、の流れにしています。
3.3回目の読みで真似したいページレイアウトを見つけていく
このページ可愛いなと思ったら
・ものの配置がどうなってるのか
・タイトルの場所とフォントの種類
・背景の色とデザイン
・余白のバランス
がどうなっているかを観察し、時間があればスケッチします。
数ページにわたってるのにスルスル読めるな、と思ったら薄ピンクのラインが入っていたり。もうすぐ春服の準備だから桜色にしたのかな、とデザイナーさんの意図も想像してみるとたのしい。
こんな手書き風もどれくらいの線の太さで、ゆるさで描くのか見るの楽しい〜!
さらに想像を広げて「この雑誌を買う人は普段どんなお店に行って、どんな服屋さんや番組を見てるのかな」と生活を想像するのも楽しい。
どんな希望や悩みがあるのか、その人自身になりきって演じてみながら街を歩くのも好きです。
ふだんは見ない服や本も目に入るようになるから不思議。
自分のブログで使う言葉にも参考になること多しです。
こうしてなんども読んで、付箋だらけになった雑誌は読んだ時の自分に引っかかった印が残っている状態です。
今後見直したときに「なんでここに印が入ってるんだろう?」と考え直すのも自分の好きを深掘りして、自分が発信する方法に役立つヒントにもなると思っています。
読みきってもう雑誌そのものを捨てるとき
もう読みきった!となったらすきなコーディネートや言葉を切り抜き大学ノートにペタペタと貼り付けてコレクションします。
旅先でやりたいコーディネート、季節ごとに着たい服など自分なりのカテゴリーに分けてまとめています。
まとめ
以上、わたしの雑誌をとことん楽しむ読み方を紹介してみました。
通読する
↓
1回目の読みでコーディネートに着目
↓
2回目以降の読みでデザインに着目
↓
最後は切り取ってオリジナルのスタイルブックへ
みなさんの読み方や楽しみ方もそれぞれ!
これも一つの読み方として楽しんでいただけたら嬉しいです。
それでは!
スキを押すと、2/3の確率で冬にうれしい生活雑学を披露します。のこりはあなたの存在をひたすら誉めます。