本物に会ってきました!
「えんぴつで名画」のクラス展覧会まで約1ヶ月。
私の作品は今月末の終日制作日(+α?)を経て完成予定です。
先月、ある1通のダイレクトメールが届きました。私が模写している竹内栖鳳の「班猫」を所蔵している山種美術館からです。
竹内栖鳳没後80年を記念した特別展を開催するとの案内メールでした。
なんと!作品仕上げを目前にして「本物」を観ることができるなんて!
そして更に、展覧会のホームページをチェックすると、その「班猫」のみ写真撮影が可能との事!これはもう行かなきゃ!!!
前回こちらに訪れたのはちょうど2年前の10月、竹内栖鳳を中心とした動物を描いた日本画の展覧会でした。ちょうど模写の題材として「班猫」を検討していた頃だったので観に行ったのです。
その時は本物の絵に感動して、描きたい!と強く思いました。
そして昨日、今まさに完成目前、本物と再会を果たしました✨
入ってすぐ、メインの絵画がドーン!
見れば見るほど素晴らしく。
自分の模写は完成間近と思っていましたが、あれ?まだまだじゃない?と再確認してしまいました💦
2年前に購入した複製画を元にテキストにしたのですが、それではわからない細かな線描や奥行きが見える見える!
おまけに写真を撮ることが出来たので、新たなバージョンアップしたテキストを手に入れたようなものです💓
なんてありがたい✨✨✨
ちょっと熱くなりました😅
他の作品についても。
今回初出しの作品も多く、小規模ながら見応えがありました。
前も感じたと思うのですが、観ながら「配置が絶妙なんだよなぁ…」と感心しきり。余白から醸し出すドラマを感じるというか、想像が膨らむんですよね。
描いている「班猫」も然り。
すると、栖鳳本人が余白について語っていたんです。
余白も絵の一部、と言い「余白のあつかい方で、絵が活きもすれば死にもする。」うーむ、納得。
そしてスケッチをとにかくたくさん描くことの大切さを唱えています。そうすることで無駄な線を描くことがなくなると。そしてスケッチすることによって見えてくるものがあるのだと。
模写もそうかもしれないなぁと感じ入りました。
教室に通うようになって7年目。描き上げた作品は展覧会出展作品以外も含めると、今回が14作目!
それだけ描いてきた成果が、私の「班猫」にも現れるはず。
完成が楽しみです♪
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