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ぼくとPhotonium③
あっき~です♪
新潟で、【柿農家】と【フォトグラファー】と【ポッドキャスター】と【在宅校正者】をしながら、四姉妹の父親をやってます。
noteを通じて、【自分のこと】【日々のこと】などを雑多に執筆中。
この記事では、2021年10月31日の「#農家バンドフェス」で「野外活動」というユニットも組ませてもらっている、三人組プロフォトグラファーユニット「Photonium」とのことについて書きます。よかったらご一読ください。
「本当の農家になるのなら、ちゃんと農業に専念しろ」「晴れている限りは休むな。園地で作業を探せ」。就農後、師匠である祖父母から言われてきた言葉です。兼業で続けようとしていたフォトグラファー活動は、もはや風前の灯になっていました。
そんな ぼくが再起できた、大きなきっかけの1つ。そして、そこから生まれた物語。今回は、そんなPhotoniumと ぼくの話を、全4回のシリーズで書いてみたいと思います。
※今回は第3回です。第2回はこちらからどうぞ。
行くぞ!「PHOTONEXT」
怒涛の展開は続きます。初対面を果たした翌月の2019年6月、横浜で開かれる写真業界の一大イベント「PHOTONEXT」へ、5年ぶりに行くことを決めたのです。子ども写真スタジオで働いていた頃は毎年訪れていたのですが、フリーになってからは初。
このイベントに再び行ける自分になることを、フォトグラファー活動再開の1つの目標にもしてきました。「今年は行こう」と自然に思えたことが、すなおにうれしかったです。
久しぶりに会場の雰囲気を味わったり、子ども写真スタジオを退職してから5年ぶりに会った業者の方が自分を覚えていてくださった喜びを噛みしめたりする中、ここでもPhotoniumと再会を果たします。前年のセンターステージ登壇に続き、この年は企業ブースでの生配信にゲストとして登場していたのです。
イベント終了後、Photoniumと親交のある人たちで集まって、夕食をご一緒することができました。茨城で会った人、生配信でコメントしているのを見たことがあった人、SNSで一方的に知っていた人など、いろんな人たちと話すことができて、一年前は園地で孤独に農作業をしていたのがウソのようです。まぎれもなく、Photoniumがつないでくれた縁でした。
リスナー大集合バーベキュー
Photonium界隈の人たちとのつながりは、さらに拡大していきます。今度は、7月にPhotonium主催のバーベキュー大会が開催されたのです。茨城での開催で遠距離ではありましたが、楽しそうなので参加することにしました。
ただ、そこには今までの自分であれば参加を断念していたかもしれない懸念事項がありました。バーベキューの開催日が、ある農作業のタイミングと重なっていたことです。どうしてもその日にやらなくてはいけないわけではないものの、前倒しで作業を進めたい祖父が、数日とはいえ遅れるのを嫌がるのはわかっていました。
それまでの自分であれば、祖父の顔色を気にしてバーベキューへの参加は諦めていたかもしれません。でも、このときには「自分のやりたいこと」も大切にできるように変わってきていました。農作業の実状と、自分のやりたいこと、それらをしっかりと検討したうえで、参加を決めました。そこまで重要な部分の農作業でなかったこともあり、実際のところ作業を数日遅らせた影響はほとんどありませんでした。
このバーベキューには長女も連れていったのですが、楽しそうな姿を見ていたら、連れてきてよかったなと思いました。道中の時間も、親子の大切な思い出になったと感じています。
この年の5~7月だけで、4回もPhotoniumのみんなと会うことができて、本当に人生わからないものだなと思います。交流する中で、自分の考え方や行動が、自分のなりたい方向に変わってきていて、再開していたフォトグラファー活動の盛り上がりとも相まって、すごく日々が充実したものに感じられるようになっていました。
「100家庭展」での新潟再訪
バーベキュー以降、1年ほどオンライン上での交流くらいでしたが、2020年8月に、あっき~初の個人写真展「100家庭展」が開催されます。
この個展を開催できたのも、Photoniumのみんなが立ち上がるきっかけをくれたおかげだと思っています。フォトグラファー活動を諦めかけていた頃の ぼくのままだったら、仮に同じことができたとしても、もっともっと多くの時間が必要だったことでしょう。
その「100家庭展」に、Photoniumのみんなが遊びにきてくれることになりました。フォトグラファーとして再起し、たどり着くことができた その時点での集大成の場に、そのきっかけの1つを与えてくれた人たちが来てくれる……。準備や会期中も大変でしたが、会場で再開できる日を楽しみに乗り切ることができました。
昔の自分だったら、個展でPhotoniumに写真を見てもらうことに、恥ずかしさを覚えていたと思います。でも、「これが ぼくの好きな写真で、精一杯撮った写真です」と、胸を張って会場に招き入れることができました。そのこと自体、ぼくの大きな成長なのかなとも思います。
ちなみに、この個展では すてきな偶然が生まれたりもしました。たまたま個展に来てくださった新潟の方が、「Photonium Radio」のヘビーリスナーさんだったのです。向こうがPhotoniumに気づいてくださり、まさかのリスナーさんとPhotoniumが対面する場になりました。
いよいよ次回はシリーズ最終回。舞台は2021年、「農家バンドフェス」へとつながります。よかったら、次回もぜひお楽しみください。
楽しいことが好きな人間です。変に大人ぶることなく、全力で楽しいことをやっていきます。そんな自分の活動が、誰かの何かのプラスやきっかけになったら、こんなにうれしいことはないなって思います。
そんな自分が紡いでみたnote、よかったらぜひ今後ともおつき合いください。
お読みいただき、本当にありがとうございました♪
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