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通い農家でがんばる理由【前編】

 あっき~です♪
 新潟で、【柿農家】と【フォトグラファー】と【ポッドキャスター】と【在宅校正者】をしながら、四姉妹の父親をやってます。

 noteを通じて、【自分のこと】【日々のこと】などを雑多に書いていこうと思っています。
 この記事では、ぼくが通い農家という働き方を選択した背景について書きます。よかったらご一読ください。

 2017年に、実家の柿農家を継ぎました。地元では、実家で同居して農業を営んでいる人ばかりな中、ぼくが選んだのは、離れた場所にある自分の家から地元に通うというスタイル。
 なぜそうなったのか、なぜそのスタイルを続けているのか。今回は、通い農家としての気持ちを、前後編に分けて書いてみたいと思います。

通い農家やってます

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 「柿農家とフォトグラファーをやっています」と自己紹介をすることが多い ぼくですが、農業では家と地元を車で行き来する通い農家です。片道で数十分の時間を毎回かけて、園地まで移動しています。

 「ちょっと時間ができたから30分だけでも園地に行こうかな?」みたいなことは気軽にできませんが、企業で働いていた経験から通勤はあたりまえのことだったので、この選択にそこまで抵抗はなく、わりと自然に受け入れられました。

 ちなみに、通勤中は自分たちのポッドキャスト番組「ウチぐだ」の音声チェックなどを よくしています。あとは必然的に考えごとをしやすく、いろいろとアイディアを練る時間に充てているので、「通勤時間も捉え方次第かな」なんて思ったりもしています。

住む場所を決める

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 実家の柿農家を継ぐと決めたとき、祖父母は当然のように実家へ戻ってくると思っていたようです。ぼくが長男だったこともあり、特に祖父母は農業関係なしに、実家で暮らさないなんて おかしいと思っている節があります。

 「農業を継ぐ」という話が出る前のことですが、ぼくが新潟へUターンした少しあとに、「二世帯がいいと思って、実家の敷地内に水道を引く工事を終わらせておいたから」と、祖父から言われたときには閉口しました。

 一方で、ぼくら夫婦は いろいろと話し合って住む場所を決めました。重視したのは、「それなりに便利で、お互いの実家に同じくらいでアクセスできる場所」という点。両実家との距離については、「何かあったときに駆けつけられるように」や「子どもと気軽に会わせてあげられたら」という思いからでした。

 初めにアパートを借りて住んでみたら、ほどよいカンジで、しっくりとくる環境でした。今の環境を、夫婦とも気に入っています。子どもたちの進路なども含め、生活における選択肢を比較的広くできているのではないか。「ここで暮らしていこう」と思えました。

物理的に生まれた通い農家

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 住む場所を決めた頃は、まさか30代で柿農家をやっているとは思っていませんでした。そこへ、予想外で柿農家を継ぐことになりました。このあたりは別な記事に書いてますので、よかったらご一読いただけるとうれしいです。

 さて、前章のとおり今の住環境を気に入っていたので、農業を継いだからといって、実家に戻るという思考にはなりませんでした。加えて、アパート暮らしから新居の購入を進めていた最中でもありました。

 頭の中でいろいろとシミュレーションをしてみて、柿なら通い農家でも できるのではないかと判断しました。実際に作業を始めてみた後も、通いながらでもどうにかやっていけそうだし、「どうやったら通いでもできるのか」を試行錯誤していきました。

 そして、予定どおり今の場所に家が建ちました。そんな風に、順番としては先に住む場所があって、そのあとに柿農家を継ぐことが決定。結果的に、通い農家になったという流れです。

 前編でした。後編では、通い農家をやっている中でいろいろと思うところについてふれていきたいと思います。次回も、ぜひお楽しみください。

 楽しいことが好きな人間です。変に大人ぶることなく、全力で楽しいことをやっていきます。そんな自分の活動が、誰かの何かのプラスやきっかけになったら、こんなにうれしいことはないなって思います。
 そんな自分が紡いでみたnote、よかったらぜひおつき合いください。

 お読みいただき、本当にありがとうございました♪
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