なーるほど

pcをひらいたタイミングで連投。

なるほど!こういうことだったのか!と思ったことの備忘録として綴っておこうと思います。

私は常々いろんな事象に対して理由や原因を追求する癖があり、友人からは
いちいちそんなこと考えてたら疲れないかと聞かれることがあります。
そう言われると疲れることもあるかなぁと思って、意識的に止めてみた時期もあっったのですが、その結果考えるのが好きだということがわかってから仮説も含めてますます考えるようになりました。結果物語まで出来上がってしまうこともあります。

でも自分の頭の中の知識や語彙力では説明しきれず「なぜだ?」とハテナマークだけがふんわり浮いたままのことも多々あります。

その中のひとつ、ゼロから何かを作り上げていく作業が苦手なこと。何もない空間を与えられて「はい、お好きにどうぞ」と言われて自分の世界観を作り上げることってとても苦手なのです。
お店や自宅を自分の好きなようにリノベーションしたりしている人をみていると
大尊敬します。

ものづくりをしている人が何を言ってるのかと思われるかもしれませんが、
先日ある方の記事を読み、「なーるほど!」と思いました。
そこから今自分が製作していることにもつながり、なるほどなるほどなるほどの
腑に落ち感の嵐。

その方の記事にはこう言った内容が書かれてありました。
「今ある家具なんかはほとんどが貰い物で、新しく買ったものがないけど
その貰い物をどう活用しようか考えていくうちに好きになっていく」

それそれ!私は今まで暮らしてきた家は、全て古いアパートや長屋で
今現在もそこそこ古い木造の長屋を住居兼アトリエにしています。

特に内装を変えずにあるものをどうしていくか。私が持っている家具は買ったものもありますが、ほとんど中古品や古道具屋で買ったもの。
私より前の所有者も愛用していた古いものだからこそ、余計に深い愛情が芽生えていくのかもしれません。

マルスのものづくりも先人の手仕事からのインスピレーションから生み出しているし、ずっと昔から口伝されてきたものや受け継がれてきたもの、記録として残っているものなど全てに愛おしさを感じています。
特に遺跡から出土するものなんて目がキラキラしてしまいます。

他にないものを作っているつもりなんですが、どこか懐かしさを感じると
言ってくださることが多いのもこういう背景があって、みてくださる皆さんの
自身の遠い記憶や遺伝子的記憶の琴線に触れているのであれば嬉しいことです。

何かをみたり感じたことや、誰かからもらったお題を大喜利するような感覚。
自分でジャッジして座布団を増やして行けたらいいな。




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