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AkkeyLab流 法人設立
プログラマーのあっきーです。
2022年10月に個人事業を法人化しました。今回は、法人設立を行うに伴って行った工夫をご紹介いたします。プログラマーの方であれば一度は利用したことがあるであろう、GitHub の活用方法などもありますので、ぜひ最後までご覧ください。
前提
直近ではインボイス制度が有名ですが、これらの税務制度に関する内容は年々変化するため、詳しくは取り上げません。
会社は簡単に作れる
ご存じの方も多いかもしれませんが、記事執筆段階の会社法では非常に低コストで法人設立が可能ですし、無料で使えるサポートツールも複数あります。
しかし、注意しなければならないことも多くあり、下調べが非常に重要になってきます。これをサポートするサービス・ツールを中心に、以下の順で話を進めていくことにします。
Google Domains でドメイン取得
GitHub Projects でタスク管理
GitHub Pages で公式サイトを作成
freee会社設立 を登録
1.Google Domains でドメイン取得
メールアドレス用
公式サイト用
ドメインは主にこの2つの目的で取得します。Google Domains であれば取得したドメインで Google Workspace の利用をすぐに開始することも可能です。これだけで、お客様や取引先様とのメール・ミーティング・書類共有などが可能になります。
⚠️注意
この段階では個人の決済手段を利用することになるため、法人口座・法人クレジットカードを作成した段階で変更手続きを行う必要があります。
2.GitHub Projects でタスク管理
GitHub Actions 次第でリマインドやタスク自動生成などが可能
開発側のタスク管理とも親和性抜群
ドメイン取得の段階で今後のタスクが生まれたところで、タスク管理環境を整えましょう。タスク管理サービスは山のようにありますが、上記の点を考慮して私は GitHub Projects を採用しました。
🤔難点
開発が絡む場合、非常に大きな力を発揮します。しかし、今回の会社設立のように非開発タスクがメインになる場合、メリットを大きく感じることは難しいかもしれません。
3.GitHub Pages で公式サイトを作成
ドメインを変更可能
HTTPS にも対応
jekyll 利用でページ作成も比較的簡単
オフィスの法人契約審査、法人口座審査、法人クレジットカード審査など、様々な審査でホームページの有無が重要になってきます。
GitHub Pages は基本的に無料で利用できるため、ホームページ作成費用・サーバ運用費用のような出費を抑えることができます。他にも上記のような利点があります。
👍利点
GitHub Pages は GitHub Organizations 上の Repository に対しても利用可能です。会社用の Organizations アカウント作成も合わせてお勧めです。
4.freee会社設立 を登録
個人事業で利用していた
コンシェルジュ利用無料
マネーフォワードさんや弥生さんも有名
会社の設立は設立登記申請書という書類を法務局に提出・受理されることで完了します。この書類の準備を手伝ってくれるのが、各社の会社設立サービスです。
法務局からテンプレートも提供されているため、全て自力で準備することも可能ですが、不備があると訂正のために都度法務局に行く必要があったり、会社の設立完了が遅れたりする可能性が高まる点を加味して会社設立サービスの利用を決めました。
💰無料
freee会社設立は、外部に委託する処理以外は無料で利用できます。もちろん、設立後にfreee会計を利用しないという選択肢も選べます。さらに、電話で相談に乗ってくれるコンシェルジュも無料というのは驚きました。
会社設立の段階で会計サービスも契約することで受けられる割引サービスもあるので、ここが会計サービスのマネタイズポイントというわけです。
最後までお読みいただきありがとうございます!
読者でエンジニア職以外の方は特に、見慣れないサービスが多かったかもしれません。しかし、これらを活用するだけで会社設立を円滑に進められるだけでなく、設立費用の削減にも繋がりますので、参考にしていただけたらと思います。
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