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今週の読書記録あれこれ 2024/05/19

まとめるのが、うまく習慣になってきているように感じる。よき。
先週の記録はこちらから。


イラストエッセイはおもしろいよね。

飯塚めりさん(めりづかさん)の「喫茶チェーン観察帖」
これと「喫茶の効用」が、アマゾンのおすすめ欄(別名:財布の紐、ぶっちぎり欄)に出てきて、癒やしを求めた私は買ってしまった…。
チェーン店、それぞれのおすすめや、見たことない、知らないあれやこれやが書いてあるのがおもしろかった!シリーズ、まだあるらしいので見てみたい。

「万葉と沙羅」のウェブ記事がとてもよかった件

文春オンラインのこちらの記事がとてもよかった。

3回にわたるロングインタビュー
個人的には、2回目の3ページ目がとっても印象に残っていて…。

 母は件の先輩(注:著者をいじめた先輩)に、「こんど娘に手を出したら、私はただではおかない」って言ったらしいです(笑)。あのときは、「逆襲されたらどうしよう」と悪い方向に考えてしまいましたが、幸いにもそうならなかった。もうひとつ母はこう言ったんです。「あんたをいじめたあの子も心根は優しい子。私が話している間、ずっと膝の上のネコをなでてたよ」その言葉も学校へ行こうと思えた理由のひとつでした。

文春オンライン

この数行の中に、「万葉と沙羅」のエッセンスが濃縮されているなと思った。
一面からだけ人を判断しないということを常にやること、それがこの話しの中にはときどき出てくる。これを高校生くらいのときに知っておくっていうことは、生きていくうえで指針になるものだと私は思う。

今月いっぱいは「薔薇の名前」の話になりそう

今週から、「薔薇の名前」を読み始めた。
この訳者さん(河島英昭さん)すごいのよ。中世修道院のイメージがちゃんと残るように、(おそらく)原書のイメージを大事にして訳しているということがよくわかる。

とにかく言葉選びが丁寧なのよ。キリスト教の用語、話し言葉、地の文、お祈りの言葉などなど、そのときの状況に合わせて口調とか、カタカナを使ったりとか、そういう工夫がほんとうにおもしろい。

それにしても予備知識が必要な本は大変だけどおもしろい。その都度調べたりするから、簡単に前には進めない(そもそも文字の密度が高い)けれど、それがまたよい。あとは、飽きないことを願いながら進んでいこうと思っている。

今週は、教育の本全然読んでいないね笑。まあそんな週もあるけれど、前に進んでいきましょう!おー!!

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